子どもが思春期に入ると、第二次性徴期に入って体に変化が訪れます。
4年生はその入り口、といったところでしょうか。
4年生では体の変化について、保健の先生が授業を行っていました。
はじめに、子どもたちに小さな黒い紙を配りました。
「光にかざしてじっと見てごらん。何が見える?」
「あっ、見えた!」黒い紙に、針でつついたような小さな穴が見えたようです。
「そう、それはみんながお母さんのお腹で生まれた時の大きさだよ」
光の点が、お腹の中で7000倍に大きくなって、赤ちゃんとして出てくると聞いて、
子どもたちはびっくりしていました。
「赤ちゃんの時にもすごく体が変化するけど、またこれからあなたたちの体に変化が
やってくるんだよ」
ここから、男性ホルモンや女性ホルモンの関係で体つきに変化がやってきて、男の子
には精通、女の子には初潮がやってくるお話をしました。
子どもたちは真剣にきいていました。
「体に変化がくるのは、人それぞれに時期があるから、早くても遅くても心配いらないよ」
子どもたちもうんうん、うなづいていました。いつか来た時もあわてないで すみそうですね。
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