LGBTという言葉をご存知でしょうか。
最近メディアでも多く使われる言葉で、性的マイノリティの人々の総称
として使われます。
身体的な性と自分自身の性自認は必ずしも一致しません。
クラスに1人はいると言われているLGBTの子どもたち。
偏見や差別で悲しい思いをすることがないよう、学校でも子どもたちに
指導していく必要があります。
3年生で「いろいろな服そう」という授業をしていたので紹介します。
「男の子っぽさ、女の子っぽさって?」
イラストを見ながら、子どもたちはいろいろなことを言います。
「あれ、男の子が女の子の服をきている!」
「この女の子、ちょっと男の子っぽい」
でも、話しているうちに、こんな意見も出てきました。
「でも、見た目と心の中は違うから、見た目では決められない...。」
他の子どもたちもハッとして気がつきました。
「みんな、何かお友だちの意見を聞いて、考えが変わったのかな?」
先生が問うと、たくさんの手があがりました。
「見た目が男の子でも、女の子っぽい服が好きな人もいる」
「見た目では決められない」
「人から決めつけられるのはおかしい」
「人はそれぞれ違う」
友だちの意見がきっかけになって、最初に感じたことから意見を変えた
子どもたちでした。
いろいろな人がいて、自分と違う人ひとたちとも仲良くなれる、そんな
子どもを育てていきたいです。
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