2014年12月アーカイブ

公開授業・研究会

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12月5日(金)、「学ぼう つながろう やりぬこう」~施設分離型小中一貫教育のめざすもの~をテーマに千里みらい夢学園、公開授業・研究会が行われました。

千里みらい夢学園では、小学校、中学校の教員が「国語」「算数・数学」「英語・外国語活動」「道徳」の4つの教科領域部会に所属し、授業研究を行っています。その上部組織となるのが研究プロジェクトです。研究プロジェクトでは、これまで小中一貫したカリキュラム作り、統一した授業の流れを示した「学びのスタイル」の確立に力を入れてきました。

当日も小5の外国語活動、小6の国語、中1の数学、中2の道徳の授業が行われました。どの授業も小学校、中学校の教員が部会の中で何度も検討し、作り上げてきました。今回の公開授業に向けて、「学びのスタイル」に沿った授業展開を意識することで、また一段と小中の段差が縮まったと思います。

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千里たけみ小学校 6年 国語「海の命」

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 竹見台中学校 1年 数学「平面図形」

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桃山台小学校 5年 外国語活動「What's this~これであなたも日本通!」

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竹見台中学校 2年 道徳「生きる喜び」

 

授業後の研究会では、関西大学大学院 竹内理教授、東京大学大学院 藤村宣之教授に授業についてご講評いただきました。

また京都産業大学 西川信廣教授をコーディネーターとして「学び・成長の連続性を支える一貫教育」をテーマに、パネルディスカッションを行いました。

全国、大阪府下からたくさんご参加いただき、実のある研究会になったと思います。

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12月2日火曜日、小学四年生と中学一年生の『つながりたいむ』がありました。

桃小と千たけ小の四年生が竹中で福祉の体験学習をしました。

子どもたちは三校混じった四つのチームに分かれて、

車いす体験、点字体験、手話体験、高齢者体験をしました。

 

 

車いす体験では、小学生が車いすに乗り中学生が車いすを押し、

車いすに乗る側と押す側の体験をしました。

障害物として置かれたマットをこえたり、コーンを避けて回るのはとても難しかったようです。

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点字体験では、点字をうつ体験をしました。

自分の学年・クラス・名前をうちました。

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手話体験では、アナと雪の女王のサビの部分の手話を教えてもらい、

音楽をかけながら手話と一緒に歌う体験をしました。

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高齢者体験では、手袋をはめて紙をめくってみるという体験をしたり、

足におもりをつけて高いものをこえる体験をしました。

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『お年寄りの生活は大変だと聞いていたけど、実際に体験して本当に大変だと知った。

だからこれからはお年寄りに親切にしたいと思った。』や

『手話を使っての挨拶などが覚えられてよかった』『もっと体験をして知りたいと思った』など、

子どもたちは体験後の感想で語っていました。

また、自然と中学生が小学生に声をかけたり教えたりする場面も見られました。

子どもたちにとって、とてもいい時間になりました☆

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