今日は受検票の受け渡しの日でした。公立高校を受検する人全員に渡せて私たちもほっとしています。
さて、今日は学校で授業を受けている気分になってもらおうと、国語の話をしてみます。もし授業があればこんな話をするだろうなあ、ということを書いてみました。
新型コロナウイルスの話題が続く中、新しい言葉を見つけました。「インフォデミック」です。皆さん知っていますか? 「信頼できる情報源や情報を見つけることが困難になっている状況」のことを言うそうです。ティッシュペーパーやトイレットペーパーが店頭から無くなっていることもその一つなのでしょう。インターネットが普及し、多くの情報を手に入れることができる一方で、誰もが簡単に情報の発信源になることができる時代です。ITの発展が私たちにもたらしたもの、私たちから奪ったものがどういったものかを考えることも大切ですね。
そしてインターネット関連でもう一つ。昨今よく聞くのが「インターネットが社会を分断している」といった意見です。「右派と左派」、「リベラルと保守」といった形で社会が二項対立化しているというのです。もちろんそうではないという意見もありますが、皆さんはどう感じますか?
顔を合わせて話をするときは相手がその場にいるので、否応なく異なる意見に耳を傾けなければなりません。しかし、インターネット上の意見交流は異なる意見は初めから見ない(聞かない)こともできます。そこに相手不在の意思のやりとりの難しさがあるのではないでしょうか。
以上のようなことが最近のITにまつわるトレンドの一つです(他にはAIなど)。自分自身で詳しく調べてみるのもいいかもしれません。国語の授業ぽかったでしょ?
3年 小林