今年は夏休みの延長や9月の分散登校など、例年通りのスケジュールで
準備をすすめることができませんでした。
また本来であれば、1年生と2年生も一緒に計画をしていたのに、延期をする
ことになりました。
3年生が劇の練習に入ったのは9月も半ばの頃。
もちろんコロナの心配もありながら、不安でいっぱいのスタートでした。
体育館が工事のため、メイシアターを借りての練習も、最初は台本をみながら
手探りの状況。
こんなので大丈夫なのか、と誰もが思っていたと思います。
しかし、、、この短期間で、役者や裏方、総力をあげての取組で、それぞれの
クラスの完成度は素晴らしいものとなりました。
特に、堂々としたセリフ回しや、気の利いたシンプルな小道具や大道具で
見ている側も自然に演劇に引き込まれました。
みんなでひとつのものをつくりあげ、ひとつのことを達成する喜びを
十二分に味わえた、素晴らしい行事でした。
冒頭、文化委員が、少しでもみんなを元気にできたら、と言っていました。
まさに、元気をもらう一日となりました。
オンステージでも、どちらかといえばおとなしめの普段の姿とは違う
多彩な一面を見せてくれ、大いに盛り上げてくれました。
3年生のみなさん、制限のある中の精一杯のパフォーマンスは今後の大きな財産となる
ことだと思います。将来忘れることのない経験として大切にしてください。
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