4月9日(木)
新年度が動き出しました。
4月8日は始業式、9日は各学年の集会と学級開き。
校舎の中には、久しぶりに「新しい空気」が流れています。
始業式での校長の話については、学校だよりに掲載していますので、
ここではその周辺に流れていた時間について、少し記しておきます。
校門のそばに立つ桜の木が、この春、伐採されることになります。
長い間、毎朝毎夕、当たり前のように子どもたちを見送ってきた木です。
「門を通るとき、少しだけ見上げて、心の中で話しかけてみてください。」
そんな話をしました。
学校という場所には、こうした「口に出さない言葉」も、案外大切です。
始業式では、首席の先生から新年度の心がけについての話がありました。
まず、やってみること。いまが、そのチャンス。
あわせて、言葉の使い方についても触れられました。
マイナスの言動は、クラスの雰囲気を悪くする。
プラスの言動は、空気を育てる。
悪い言葉を言いふらす「スピーカー」にならないよう心がけよう という気持ちのこもった、熱い話でした。
音量の問題ではありません。向きの問題です。
どこに、どんな言葉を投げるのかで、クラスの景色は変わります。
9日は、各学年集会。
担当の先生方の紹介があり、学年として大切にしたいことが語られました。
この日は、学級開き、自己紹介、学級の約束、そして教科書配付。
机の上に並ぶ真新しい教材が、「これから始まる」ことを、静かに伝えていました。
10日には、身体測定などの行事も控えています。
少しずつ、佐井寺中学校の生活リズムが整っていきます。
学年や学級が、自然に「しっとり」できる時間は、実はそう多くありません。
今日と明日は、前に出すぎず、そっと様子を眺めていようと思います。
8日は入学式、9日は対面式、そして10日はクラブ紹介を含めた1年生向け生徒会ガイダンス。
ここで私があれこれ語り始めると、また長くなりそうなので、
今回は、青春ドキュメント記者の皆さんに取材をお願いしました。
大人の目からは見えないところ。
私の耳には入ってこないつぶやき。
その場にいた人だけが感じた空気。
多少の主観入り、大いに結構。
若干の言い過ぎも、青春ということで目をつぶりましょう。
どこに目をつけてくるのか。
どんなレポートになるのか。
とても楽しみです。
今週で、学年、学級、役割分担など、さまざまな準備が整います。
来週からは、いよいよ本格的に授業が始まります。
特別なことは、まだ起きていません。
けれど、始まるために必要な条件は、そこそこにそろいました。
門をくぐるとき、空を見上げること。
まず、やってみること。
使う言葉を、しっかり選ぶこと。
そんな心がけを大切にしながら、
今年度の物語は、静かに進んでいます。
続きは――
青春ドキュメント記者のレポートで。
校長 大江健規
