4月17日(金)
この日は、全学年・全クラスのクラス写真撮影でした。先生方もそろっての教職員写真。 写真屋さんにお越しいただき、三脚を立て、ひな壇を組んで、本格的な撮影です。
この日は、気温もぐんぐん上がり、ブレザーでは少し暑いくらいでしたが、 佐井寺中のみなさんは、さすがです。 制服をきちんと着こなし、背筋を伸ばして、"ビシッ" とカメラの前に立っていました。 特に2・3年生。シャッターが切られる一瞬に、表情の落ち着きや、立ち姿の凛とした雰囲気から、 これまでの時間の積み重ねが伝わってきました。 「成長」という言葉が、写真の中に自然と写り込んでいくような、そんな瞬間でした。

4月19日(日)
写真撮影から2日後、バレー部の公式戦の応援に行きました。 三島大会出場をかけた大会。顧問の先生からは、「がけっぷちのたたかいです」と聞いていました。 その一言どおり、会場にはピリッとした緊張感と、はちきれんばかりの気合が満ちていました。 応援席にはたくさんの保護者の皆様。一球一球に拍手と声援が重なり、 選手も応援団も一丸となりました。
そんな中、なんと偶然にも教頭先生の姿が。 元バレーボール部顧問の教頭先生。
第1セットは客席で静かに(...とは言えないかもしれませんが)見守っておられましたが、 第2セットからはベンチ入り。そこからはもう、本領発揮です。
声、声、声。的確な指示と熱い応援が飛び交い、気がつけば周囲の応援席も一段と ヒートアップしているように見えました。


翌朝、校長室にいると、「おはようございます」と聞いたことのないハスキーな声が聞こえてきました。 「誰かな?」と振り返ると、声がかすれた教頭先生でした。
どうやら、声援を出し切った結果の "完全燃焼" 。 その姿に、思わずこちらが笑顔になりました。 試合は見事に勝利。
バレーボール部は、三島大会への切符を手にしました。
コートに立つ姿も、ベンチやスタンドから声をかけ合う姿も、応援席で見守る大人たちの姿も、 こちらも一枚の写真のように、心に残る光景でした。
クラス写真も、バレー部の応援も。
どちらもその瞬間だけを切り取れば「一枚の写真」ですが、その奥には、日々の積み重ねと、 支える人の存在があります。 4月の光の中で、佐井寺中生は、今日も、確かに次の一歩を踏み出しています。
校長 大江健規
