1月17日(土)
土曜日。世の中的には "お休み" のはずですが、佐井寺中生は今日も静かに熱い。
吹田市中学生主張大会。本校代表として登壇したのは、生徒会執行部の副会長です。 災害の話題から始まり、そこに生徒会役員としての決意をまっすぐにつなぎ、最後は堂々とマニフェストを開示。若さと責任がステージで両立すると、こんなにも清々しいのかと、客席で思わず背筋が伸びました。声は明瞭、表情は迷いなし。言葉には、その人の顔が映ります。 今日の副会長の主張は、まさに "顔の見える言葉"。 信念と覚悟が、音になって会場に響きました。
校内では、2・3年生において、スピーキングコンテストも時折行われています。"言葉の筋力"を鍛える取組です。ステージの上でも、教室の中でも、佐井寺中生は「自分の言葉」で世界と握手する練習を積んでいます。そんな土壌があるからこそ、言葉がちゃんと自分の足で歩き出すのだと思います。 他校の発表も素晴らしく、「中学生って、もうこんなに社会を見ているのか」と感心する場面が何度もありました。教育委員をはじめ来賓も多く、会場全体が若い思考の熱でほんのりあたたかくなっていました。未来は、どうやら明るい。根拠のある明るさです。

主張大会の余韻を胸に、そのままメイシアターへ。
中学校教育美術展では、 "造形の主張" が響いていました。 佐井寺中の作品はどれも、ユーモアと独創性がしっかり手を組み、色彩のコントラストが視線を釘づけにします。授業参観で垣間見た未完成だった「土偶たち」や「謎の生物」、「浮世絵自画像」、「ピクトグラム」も、こうして完成形が並ぶと、明るく輝くものばかりで、見ていて気持ちのいい仕上がりになっていました。 担当の先生の課題設定の巧みさも、作品の完成度をぐっと押し上げています。目に飛び込むインパクトで笑顔にさせ、気づけば「これは何を言いたいのだろう」と考え始めてしまう。作品がこちらに話しかけてくる瞬間が、何度もありました。ここにも明確な "主張" があります。
言葉で語る主張大会、造形で語る美術展。
表現の方法は違っても、そこには「自分のことばで、自分のかたちで」という力強さがありました。
一日の終わりに思うのは、主張とは"誰かを打ち負かす"ためのものではなく、"自分の立つ場所を明るくする"ための灯りなのだということ。 佐井寺中生は、言葉でも、立ち姿でも、色でも、線でも、形でも、しっかり灯りをともしていました。
佐井寺中生の主張は、濃い! 夕飯は、〇郎系ラーメンが食べたくなっている自分がいます! 来週の出勤が、また少し楽しみになる。
そんな土曜日でした。



校長 大江健規
