1月26日(月)
本日、市教育センターの指導主事、ならびに校区内両小学校の担当の先生方にご来校いただき、1年生を対象とした「いじめを未然に防ぐための授業」をご参観いただきました。



今回のテーマは「いじりについて考えよう」です。グループワークや「心の数直線」を活用し、題材や教材に触れながら、自分の受け止めや考えがどのように揺れ、変化していくのかを確かめていく学びが展開されました。
「いじり」という言葉は、場合によっては柔らかく聞こえることがあるかもしれません。しかし実際には、とても深い意味を含む言葉でもあります。その一見すると柔らかく感じられる側面を、安易に軽く扱ってはならないことを、対話を通して丁寧に捉え直す場面が多く見られました。
楽しい雰囲気であれば許容されるのか、仲の良さがあれば大丈夫なのか、いじられても平気だと言いながら本心はどうなのか、周囲の雰囲気を乱したくないという思いから我慢してしまうことはないのか――。 こうした問いを前に、生徒のみなさんは立ち止まり、言葉を選びながら考えを深めていました。
この題材は判断が難しく、表面的な軽さだけでは語り尽くせないものです。生徒のみなさんにとっても、コミュニケーションの難しさや奥深さを改めて考える契機となったように感じます。
授業を通して生徒のみなさんの意識が高まっていることは確かに伝わってきましたが、「では、どうしたらよいのか」という一段深い問いについては、今後、まだまだ対話を重ねていかなければないと感じました。


教室には安心して意見を交わせる和やかな雰囲気と、課題に真剣に向き合う静かな緊張感が同時に存在し、多様な学びの姿が見られました。
本日のご参観に心より感謝申し上げるとともに、しっかりとした意図を持って、この難しい課題に真正面から向き合い、丁寧に授業を設計・実践してくださった授業者の先生方に、深く敬意を表します。
校長 大江健規
