12月5日(金)
今日は、3年生の公民の授業を参観しました。テーマは「政治の仕組み」。
民主政治、独裁政治、そして直接民主制――それぞれの特徴やメリット・デメリットを考え、ペアで意見を交わしながら討議する授業でした。先生の問いかけに応じて、3年生のみなさんは、自分の考えを整理し、相手の意見を尊重しながら話し合う姿が見られました。こうしたやり取りの中で、「一つの正解がない問い」に向き合う力を育てているのだと感じます。

3年生ともなると、多面的・多角的に考えなければならない課題が増え、意見の調整にはジレンマも伴います。こうした難しさに挑む姿は、まさに3年生ならではの学びです。
欲を言うのであれば、もう少し難解で、考え込んでしまうような討議のテーマでも大丈夫だったのではないでしょうか。3年生ならば、必ず、あきらめずに悩み抜いてくれるはずです!

1・2年生のみなさんへ。
3年生になると、こうした複雑なテーマに取り組むことになります。ワークシートに書かれている文字数も多く感じるのではないでしょうか。今の学びを大切にして、少しずつ「深く考える力」を育てておきましょう。
今日は午後、3年生は進路写真、アルバス写真の撮影でした。いつのまにか、そんな時期になっていたのかと感慨深いです。 校長 大江健規
