11月26日(水)
今日は、ひまわり学級の子どもたちが腕によりをかけた「収穫祭」。自分たちで育てた野菜を使って、調理実習と販売に挑戦しました。メニューは、サツマイモ入りの豚汁と、十六ササゲ豆を使った赤飯。私にとっては、まさに"最強コンボ"です。


2時間目から仕込みが始まり、そこから3時間、生徒のみなさんは、まるでプロの料理人のように手際よく動いていました。60人前以上の注文に応えるため、赤飯を何度も炊いておにぎりにし、豚汁は3つのずんどう鍋で大量仕込み。鍋の温度に気を配り、沸騰の音を耳で感じ取る"職人"の姿もありました。
調理室は、湯気と笑顔でいっぱい。まさにライブキッチンです。もちろん、エプロンに三角巾、入念な手洗いなど衛生面も万全です。
昼休み前になると、職員室に配達が始まり、食券を握りしめた先生方が「おいしい!」を連呼しながら、もりもり食べる姿がありました。まるでグルメフェスの会場のような盛り上がりです。
私も食券を片手に、料亭(調理室)を訪問。食券を渡すと、3年生がスマートにエスコートしてくれ、テーブルには赤飯&豚汁定食が登場。赤飯好きの私が「おいしいなぁ」とつぶやくと、「もう一個どうですか?」と、なんと3個の赤飯おにぎりを追加でいただけることに。これは幸せのサプライズ!

そして、味の評価は...
ずばり!☆3つです!
豚汁は大鍋で炊いたからこその深い旨み。野菜の切り方も絶妙で、豚肉のコクがしっかり出ています。赤飯はもち米の食感が心地よく、十六ササゲ豆の風味がアクセントになっていて、まさに本格派。
今日の収穫祭は、ただの「食のイベント」ではありません。ひまわり学級のみなさんの計画力、協力する姿、そして「おいしい」を届けたいという気持ちが、すべての料理に込められていました。先生方の丁寧なサポートも見事でした。
ひまわり学級のみなさん、本当にありがとう。みなさんの届けてくれた味と温かい雰囲気で、とても幸せな気分になりました。来年は、しっかり価格設定もして、利益もあげましょう。その利益で種や苗を買って、次の年につなげていく。ひまわり農園の伝統を受け継ぎ、さらに「ひまわりブランド」に成長していくのを楽しみにしています。
校長 大江健規
