12月10日(火)
5時間目 3年生英語科の授業を参観しました。内容は「関係代名詞」です。
私がまだ初任校で勤務をしていた頃、先輩から「s-t分析をしてみてはどうか?」とアドバイスを
いただきました。sはstudent tはteacher 50分の授業内において「生徒の活動」と「先生の活動」の
時間の割合を客観的にはかる分析方法でした。
今日参観した授業をs-t分析すると、おそらく「s95% t5%」くらいになるのではないでしょうか。
それほどに、この授業は、生徒のみなさんの活動で満たさるよう準備されたものでした。
開始早々からペアワークが2つ。徐々に内容レベルも上がっていきます。言語でのコミュニケーションだけ
でなくジェスチャーも加わっていて、非常にアクティブです。
生徒のみなさんの表情も明るく、朗らかで、参観している側も楽しくなってきます。
互いの関係性が非常に穏やかで、やわらかい雰囲気です。しばらくワークが続いたのちに、今日のメイン、
関係代名詞の学習を活用した「スリーヒントクイズ」が始まりました。
まずは、問題づくりからです。ICT端末のミライシードを使って、who、whichなどを使った英文を
作成していきます。3つの英文で人物や動物、ものを説明し、何を説明した文だったのかを
グループ内で当て合います。クリスマスにちなんだ人物やスポーツ選手、アニメのキャラクターなども
答えになっていました。
担当の先生は、少しの説明とグループや個人の支援をする程度で、多くの時間が生徒のみなさんの
主体的な活動で進んでいきます。さすが3年生です。少し難しい問題もあり、深まりもありました。
まとめとして、先生が、ホワイトボードに生徒のみなさんのつくった問題を投影し、シェアしました。
とてもいい雰囲気だったので、欲を言うならば、恥ずかしがらずにもっと英語で会話をしてほしかった
かなあと思いました。クイズの答えもできれば英語で。「正解!」も英語で。オールイングリッシュの
グループ活動、できるのではないかと感じました。さらにもう一つ欲を言えば、一問一答で学習が終わって
いたので、あと一つ何か会話がつらなればいいのにと思いました。
「好きな国は?」「カナダ」「なぜ?」
「答えはサンタクロース」「どうして?」のような。
では、私も挑戦します。英語、得意ではないので、自信はないのですが。。。どうだろ、不安です。
What are those mountains that look blue because of the oil mist from the eucalyptus leaves?
校長 大江健規