12月2日(月)
師走ですね。中学校で冬の「走」といえば、持久走です。
今日は、3年生「ペース走トレーニング」の授業を参観しました。
私自身、学生時代に受けた持久走の授業については、辛い、しんどい、というイメージが残っています。
もちろん、私が、苦手にしていたということはあるにしても、当時は「がんばれ」「さぼるな」「根性だ」
みたいな声かけが先生からあったのは記憶に残っています。昭和のあるある話でよく出てきますが、
自分だけ遅くなるのが嫌で、友達と「一緒に走ろうな」と言い合っていたが、途中から置き去りにされる
という思い出は、私にもあります(苦笑)
さて、今日の授業、授業の最初に担当の先生から、トレーニングについて説明がありましたが、
いきなり驚きました!「最大酸素摂取量」の話から、脈拍数を基にした個別最適なペース配分、
持久力をレベルアップさせるための運動強度、筋力と持久力、免疫細胞、健康寿命、etc
非常に理論的で、科学的で、個に応じており、生涯にわたり健康に暮らていくためにはというところ
まで結びついている「一生使える持久走」の授業となっていました。
はっきりと明確な目的があり、個に応じた目標を設定できる。素晴らしい課題設定です。
3年生のみなさんは、1周のペースを様々に変えて、どのペースが自分に適切なのか、
何度も脈をはかりながら考えていきます。そして、いよいよ次の時間からは、持久力のレベルアップを
目指して、本格的な持久走に入っていくようです。
この考えに基づき、私も休日に挑戦してみようと思いました。(脱三日坊主だ)
午後は、3年生のアルバム個人写真、進路のための証明写真の撮影がありました。
いよいよ本格的に受験生に「変身」ですね。3年生のみなさん、あせらずじっくり落ち着いて
取り組んでいきましょう。 校長 大江健規