11月29日(金)
今日の5・6時間目に、2年生において、キャリア教育の一環として、「金融経済教室」を実施しました。
財務省近畿財務局に依頼をし、講師が3名お越しになりました。
体育館にて、学年全員で受講しましたが、いつもの学年集会とちがい、班ごとで座席をつくり、
体育館が大きな教室のようになっていました。とてもいい雰囲気です。
前半、お金に関する基本的なお話があり、「使う」「ためる」「増やす」「ゆずる」の4つが
あることを教わりました。モノを買う、貯金をする、寄付をするなどの例もある4つ中3つは
イメージできましたが、「増やす」とはどういうことなのでしょうか?
生徒のみなさんはあまりイメージがわいていないようでしたが、ここから、この「増やす」に
ついて、拍手や歓声がわき上げるような、大盛り上がりのシミュレーションゲームが始まりました。
架空の株式会社3社に、4期に分けて投資をし、資産を増やしていくというゲームです。
しかし、途中、1期ごとに経済や天災、為替、それぞれの会社の状況などが変化していきます。
それにより株価も上下する。そこをどう見越して投資をしていくかを考えなければなりません。
それぞれのグループが期末ごとに発表される株価に一喜一憂し、拍手や歓声が起こります。
投資の基本的な事柄を、体験をもとに、非常に分かりやすく理解できる学びとなりました。
50分2コマの授業でしたが、2年生は集中して取り組んでいて、終了後に廊下を歩きながら
互いのグループでどんなことがあったのかを交流している姿もありました。
余韻の残る、いい授業でした。近畿財務局のみなさま、ありがとうございました。
前半のお話、「使う」ことしか頭にない自分にとっては、耳が痛かったです・・ 勉強します!
校長 大江健規