2026年7月アーカイブ

7月3日(金)人権視聴覚行事

本日は午前中3時間授業(しかも45分授業)で午後からは全学年揃って人権視聴覚行事でメイシアターに行きました。

来ていただいたのは在日コリアン3世のパフォーマー「ちゃんへん」さんです。ちゃんへんさんはジャグリングの一種「ディアボロ」、俗にいう中国独楽で世界チャンピョンになった方です。

前半は様々な種類のジャグリングを見せていただいた後にディアボロのパーフォーマンスを披露してくれました。ショー用に難易度を落としたものでなく大会仕様の技を魅せてくださいました。パフォーマンスの迫力はもちろん、ミスがあったり、終わった後の息切れ感に本気度を感じました。

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後半は東アジアの時代背景の説明から本人の出生、小学校の頃いじめられた経験、そしてジャグリングとの出会いまでをちゃんへんさんのやり方で生徒に伝わりやすく笑いも交えながらお話をして下さいました。生徒からは想像もできない電気ガス水道という生活インフラのない地域で生まれそれが当たり前だと思い育ち、小学生になり自分の周りの環境と他の人との違いに違和感を持ち始め、4年生の頃にそれが理由でいじめが始まる。時折出てくるショッキングな言葉がちゃんへんさんの人生の壮絶さを物語っていました。生徒目線では母の「夢持ってるやつはいじめなんかせーへん」という言葉が残っていると思いますが、私は教師としてその一つ前の言葉が刺さりました。

「学校がいじめよりおもろいことせーや」

いじめを無くす取り組みとしていじめ防止授業なども大切です。ただ誰にとっても楽しめる事がある学校作りもそれと同じくらい大切だなと改めて気付かされました。それは行事なのかもしれないし、部活なのかもしれないし、勉強かもしれないし、友達との時間かもしれないし、静かに本を読むときかもしれない。誰かにとっての「楽しい」が他の誰かの「楽しくない」かもしれない。集団で生活するからこその難しさがそこにはあります。ただ、いじめはダメな事だからしてはいけません。より、いじめよりこっちの方がよっぽど楽しいよ!の方がポジティブな気がします。ただどちらかに振り切ってもいいことではないのでいいバランスを考えていきたいです。

最後はちゃんへんさんのルーツとも繋がる歌を2曲披露していただきました。ラップは普段聞かないジャンルの人も多くいたかもしれませんがメロディーより言葉で伝えることに重きを置いた音楽をどれほど受け取る事ができたでしょうか。

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