今日の4時間目は、29日に実施する研究授業の事前授業として、2組の先生が1組で授業をしました。
「バス停に人が並んでいます。ゆいさんの前に4人います。ゆいさんの後ろに3人います。みんなで何人並んでいますか。」
という問題。
数量関係に着目して、場面を図に表して問題の構造を捉え、図と式を用いて説明することができるようにするのがねらい。
問題文から機械的に出てくる数字を見つけ、「みんなで」の言葉だけを捉えてしまうと、「4+3=7」と間違えてしまう。
算数では、問題場面を図に表して構造を捉え、図と式と言葉の3つをリンクさせながら問題解決することが大切。
この大切さを子ども自身が単元を通して実感できるように子どもの事実から教師自身が自分の指導の在り方を振り返ります。
子どもたちのノートを見てみると、それぞれの子どもがその子らしい思考に基づいて問題場面を図に表し、そこに言葉を加えて分かりやすく書いている子が多く、それに基づいて立式していました。
そして、その自分のノートを写真に撮り、オクリンクで共有。1年生もiPadを使いこなしています。画面上で友だちのノートを次々と見ていく中で、
「え?何で〇〇ちゃんはこう書いているの?」
「あー、ゆいさんを数えてないから4+7になっているんじゃない?」
「ねぇねぇ、〇〇さんは5+3=8って書いてるけど、△△さんは4+4=8って書いてるよ。」
「4+1+3=8の人もいる。」
「+1が最後についている人もいるよ。」
などのつぶやきや近くの席のことの対話が自然に生まれていました。
問題解決の過程で、他の子の考えに触れることにより、自分にはなかった数量関係の見方が広がり、学びが深まっていきます。みんなの前で発表するだけでは一部の子の考えにしか触れられなかったのが、ICTを活用することによって画面上で全体共有でき、すべてのクラスメイトの考えに触れることができる。とても便利ですね。そこから、この子の考えをもっと聞きたい!となったらその子に全体で考え方を伝えてもらい、それを基にみんなで対話することができると学びが深まります。
