今日は、登録後初めて来校されたサポーターさんと一緒に授業中の各教室を見て回りました。
6年生は国語の「宇宙や地球の未来について話し合おう」という単元の授業。「宇宙への思い」の3つの文章を基に自分の考えを広げ、考えたことを話し合うという単元で、教室に入った時は、ちょうどそれぞれの考えを前後の席で交流するタイミング。子どもたちは文章と自分の考えを書いたノートを手元に置きながら、発表的な対話ではなく、相手が話したことに対して質問したり共感したりしていました。
4年生も国語の授業で「理由をぎんみする」という単元に取り組んでいました。書くことにおいて、自分の考えとそれを支える理由との関係を明確にして、書き表し方を工夫することがねらい。教室に入った時は、「2年生とのみんな遊びはドッジボールにする。」という考えを支える理由として、「2年生の妹がドッジボールが好きだから。」は適しているのかということについて歩き回って自分の考えを多くの人と交流した後、全体で対話している場面。展開にメリハリがあり、自分事として友だちの意見を大切に聴くとともに、自分の言葉でしっかりと語っている姿が見られました。
3年生の教室では算数。2桁×2桁の計算について学習です。教師が計算方法を教えて子どもがひたすら計算練習をするのではなく、子どもが計算の仕方を考え、どう説明すれば聴き手に分かってもらえるかを考えながら説明していました。そのように意識して説明してくれているので、途中でちゃんと聴いている子が「え?」「どういうこと?」とつぶやいたり、「そうじゃなくて...」と言いながら前に出てきて補足説明しようとしたりしていました。担任は、子どもたちに「自分たちの授業は自分たちが創る」という意識を持ってほしいと願っており、そのような声かけや支援を心がけているので、それが少しずつ子どもの姿として現れてきているように感じました。
5年生の教室でも算数の授業が行われていました。単元は「割合」。子どもたちにとってとても難しい単元です。このクラスの担任も、子ども自身が問いを持ち、対話を通して協働しながら解決する授業をめざしています。教室には、授業の開始時と終了直前のタイミングで入りました。開始時の見通しを持つときは「どうやればこの問題解けそう?」と、子どもに問いかけてつぶやきを拾い、そのつぶやきをつなげながら進めるとともに、終盤のまとめの段階でも、教師が一方的にまとめを書いて写させるのではなく、子どもの言葉を拾いながら板書していました。とても大事なことです。
このように何を大事にしながら授業をしているのか、サポーターさんに伝えながら各教室を回ってもらいました。普段、参観や一日公開の時に学校に来てもなかなか我が子のクラス以外、特に他の学年の授業を見ることはほぼないと思います。サポーターとして来ていただいたときは、わが子の学年には行きませんので、親として来校した時とは全然違う視点で、学校、子ども、教師を見てもらえるので、校長としても非常にありがたいです。
