今日の放課後は、学力向上委員会主催の校内研修会を行いました。
北山田小学校では、
「自分で考え、表現し、行動していく子を目指して ~探索的対話を通して『見方・考え方』を働かせ、資質・能力を身につける算数科の授業づくり~」
をテーマに研究を進めています。
これまで、外部から講師を招き、講演をしていただいたり、研究授業の指導助言をいただいたりしてきましたが、その中で、単元を通して子どもに育みたい「生きて働く知識」を授業者が明確に持って授業を構想することが大切であると学びました。
そこで、今回は、算数の「データの活用」領域に絞り、1~6年生で子どもたちに育む「生きて働く知識」を教科書や学習指導要領を基に対話を通して考えました。
最後には、教育センターの指導主事より、H20の学習指導要領から現行学習指導要領への領域変更の話を絡めながら、「データの活用」領域で大切にしなければならないことについての講義。この領域では統計的探究プロセス(PPDAC)を回し、納得解を導き出すこと、自己決定、意思決定をすることが大切であり、それが生きて働く知識につながるということを学びました。
司会の先生が、リラックスしながら対話できるように場をほぐしつつ進めてくれたこともあり、いつも以上に安心・安全な雰囲気の中で多くの先生が自分の言葉で考えを語ってくれていました。
1時間という短い時間でしたが、学びのある濃い時間になったと思います。
みなさん、お疲れさまでした。指導主事、ありがとうございました。
