今日の放課後、担任から嬉しい報告がありました。
そのクラスには、しばらく休んでいた子がいて、今日、久々に登校したんです。
そして、国語の時間に行われた音読劇もみんなと一緒に見ていたのですが、その子とクラスの男の子は、他の子が劇をやっている時にも何か小声で話している様子が見られたそうです。
「何を話しているのかな?」
と思って担任がそっと近づいてみると、ある子が教科書を広げて、しばらく休んでいてきっと分からないだろうという思いから、音読劇でやっている場面の文章を指でなぞってその子に示していたのです。そして、教えている子が発表の番になってその子から離れると、また別の子が同じように教え始めたらしいんです。その子は指で示すだけではなく、時々説明もしていたとのこと...。
なんて素敵なんでしょう。
担任は全く教えてあげてなんて頼んでいないのに、相手の気持ちになって考えて主体的に動いていたんですね。
その共感力と互いを大切にする気持ち、そして行動する力をこれからも持ち続けてほしいな。
(写真はないのでイラストで↓)
