10月29日(水)
この日の5時間目は2年生で研究授業を実施しました。教科は算数。かけ算の単元でした。乗法というのは累加の簡潔な表現として捉えることができること、つまり「一つ分の大きさ×幾つ分=幾つ分かに当たる大きさ」と捉えることができること生きて働く知識としてねらった授業でした。そのため、問題文の表記の仕方に工夫をし、出てきた数字を順番にかければよいのではなく、その問題場面を図に表し、それと式がリンクすることにこだわって授業がつくられていました。
授業後の研究会では、討議の柱を立て、それに基づいて活発に協議が行われました。本当に回を重ねるごとに学び合う教師集団になってきているなと感じています。
2年生、お疲れさまでした!
10月28日(火)
この日の業間休みの時間、6年生の男子が巻物のようなものをもって校長室に来てくれました。
「見てください」と言ってくれたので、見せてもらうと、おもむろに巻物を広げ始めました。すると、そこには鉛筆が。なんと、筆箱だったのです。驚きです。感心していると、工夫したところも説明してくれました。子どもの発想って本当に面白いですね。この子は他にもたまたま家にあったプラスチックのケースも筆箱に改良していました。
僕もそうでしたが、物を作ったりするのって面白いですよね。頭の中で「こんなものを作りたい」ということを想像し、アイデアが固まったら手を動かして形にしていく。クリエイティブでとても楽しい作業です。こういう経験をたくさん積んでほしいなと思いました。
10月27日(月)
この日の3・4時間目は、これまで3年生の子どもたちが総合的な学習の時間に学んできたことをさらに深めるために、吹田市から2025年日本国際博覧会協会の施設維持管理局に出向されている方をゲストティーチャーとしてお招きし、お話を伺いました。
ゲストティーチャーからは、スライド資料や動画を用いながら、改めて万博の様子を紹介していただいたり、何のために万博が開催されるのかという意義についてお話しいただいたりしました。後半は事前に送らせてもらった子どもたちからの質問に答えていただき、子どもたちはうなずきながら一生懸命聞き逃すまいとメモを取る姿が印象的でした。
自分が持っていたこれまでの知識や考えと、ゲストティーチャーから教えてもらった新たな知識や考え方が関連づくと、自分の中でストンと落ちたり、さらなる問いが生まれたりすると思います。
さて、一人ひとりの子どもたちはどんな学びがあったのでしょうか。
10月14日から生活委員会が朝のあいさつ運動をしてくれています。
あいさつはコミュニケーションの基本であるとともに心と体の元気バロメーター。
元気なあいさつは気持ちいいですし、あいさつが返ってこなかったり、返ってきた声に元気がなかったりすると
「あれ?調子が悪いのかな?」
「何か落ち込んでいるのかな?」
という気づきになります。
また、心も体も元気だけど、あいさつをあまりしていなかった子どもにとっては、生活委員のあいさつに返すことをきっかけに、
「あ、あいさつすると気持ちがいいな。」
って気づいてくれると嬉しいです。
そのためには、まず生活委員のみんなが笑顔で気持ちの良いあいさつをしてくれるといいですね。まだこの運動は続くので期待しています!
10月20日(月)
この日の5時間目は、吹田市社会福祉協議会の方々にお越しいただき、点字体験と視覚障害のある方からの講話がありました。
点字体験は見ることができませんでしたが、視覚障がいのある方のお話を子どもたちが聞いている様子を見させてもらいました。視覚障がいがある人はどのように生活しているのか、自分たちの生活との違いは?や、視覚障がいがあって困ること、また、自分の母親への感謝の気持ちなど、たくさんお話を聞くことができ、子どもたちにとって大きな学びとなったようです。やはり、実際に当事者にお会いし、直接お話を聞いたり、点字を読んでいる様子を見せていただくことは、本や動画から知るよりも心が揺さぶられます。
