10月21日(水)
5年生はガンバ大阪のサステナトレセンに取り組んでおり、住み続けたいまちをテーマにアンケートやインタビューを行いながら考え続けています。
今回は、千里市民センターに出かけ、共にサストレに取り組んでいる千里たけみ小学校の5年生たち、そしてガンバ大阪の方々、サストレに協力してくださっている企業や行政の方々と「まざって」学びました。
内容としては、自分たちが考えてきたアイデアを大人や千里たけみ小の子たちに聞いてもらい、アドバイスをもらったり、千里たけみ小の子たちの発表からアイデアをもらったりする取り組みです。
子どもたちは生き生きと発表し、対話し、学びを深めていました。
「いいアイデアをゲットした!!」
と満面の笑顔で報告してくれる子もいて、見ている僕もすごくワクワクしました!
さあ、これからの取組がたのしみだ!
まざるセッションの様子はガンバ大阪のHPにもアップされているので、よろしければご覧ください。
1年生の国語の授業風景です。
この時間は助詞を使って文を作る学習を行っていました。
教科書では助詞の「へ」「は」の使い方を理解して文の中で正しく使うことをねらいとした内容になっていますが、子どもたちに先生が
「『けしごむ』という言葉を使って文を作ってみよう」
と声をかけると、どんどん出てきました。そこで、
「文って何?」
と子どもたちに先生が問い返すと、
「くっつきの『は』とかがついてるやつ!」
など、それぞれの言葉で表現していました。
そのうち、「は」「へ」だけでなく、たくさんの助詞が出てきて、次の課題の「いちご」でもたくさんの文をノートに書き出していました。初めから枠にはめずに自由に子どもたちが発想できる余白を残していると、考えが広がり、より広い学びができますね。楽しそうでした。
~給食を囲みながら、子どもたちの未来を一緒に考える~
10月26日(月)、第6回校長ランチ会を開催しました。今回は保護者4名、地域の方2名の6名の方々と給食を囲みながら、楽しく対話する時間を過ごしました。地域の方の中には、他市の小学校の先生も!この日は運動会の代休だったので申し込んでくださったとのこと。嬉しいです!
今回のメニューは、子どもたちにも大人気の「米粉カレーライス」と「手作りぶどう寒天」。参加された方からは、「子どもが世界一おいしいと言っているカレーを食べてみたかった!」という声も。給食そのものを楽しみに参加していただけることも、とてもうれしく思います。
校長ランチ会は、学校・保護者・地域の皆さんがつながり、学校が大切にしていることを共有しながら、子どもたちの未来について一緒に考える場です。今回も、さまざまな話題で対話が広がりました。
■「子どもを信頼する」って、実は難しい!
はじめに、学校のグランドデザインをもとに、北山田小学校が大切にしている「子どもを信頼する」という考え方や、「自律・協働・創造」の実現に向けた取組についてお話ししました。
子どもは「善く在りたいと願う存在」「自分で学ぶ力がある存在」であるということを信頼し、子ども自身が自己決定できる機会を大切にしていきたいということです。
その後の対話では、保護者の方から、朝なかなか起きない、夜なかなか寝ない、つい口を出してしまうなど、家庭での率直な悩みが語られました。
「子どもは自分で考えていると言うけれど、つい先回りしてしまう」
「子どものためと思って言っていることも、実は自分の思いどおりにしたいだけなのかもしれない」
そんな言葉に、参加者の皆さんも共感されていました。
僕自身も、学校では「子どもを信頼する」と言いながら、家庭ではつい口を出してしまうことがあります。
子どもを信頼することは、何も言わずに放任することではありません。必要な支援をしながら、どこまで任せ、どこで待つのか。
学校でも家庭でも、そのバランスを考え続けることが大切なのだと、改めて感じました。
■子どもに任せると、思いがけない力が発揮される!
対話の中では、学校で見られた子どもたちの素敵な姿も紹介しました。
5年生では、ガンバ大阪と連携し、「住み続けたいと思える地域をつくるには」というテーマで、子どもたちが自ら考え、他校の子どもたちとも意見を交流しながら、地域へのアンケートなど、具体的な行動を生み出しています。
また、6年生が主体的に始めた「ピカピカ隊」は、今も活動を続けています。
さらに、4年生では、先生が一時的に教室を離れた際、与えられた課題を終えた子どもたちが、自分たちで司会を立て、意見を出し合い、板書までしながら国語の学習を進めていたというエピソードも紹介しました。
いずれも、大人が細かく指示したから生まれた姿ではありません。
日頃から自分たちで考え、選び、決める経験を積み重ねているからこそ、発揮された力なのだと思います。
参加者の方からも、子どもが学校での活動を生き生きと話してくれるという声がありました。
「自分たちで決められる」「自分たちで学校や地域をよくできる」
そんな実感を、これからも子どもたちに積み重ねてほしいと願っています。
■学校への率直な声も、学校づくりの大切な財産
今回も、学校の取組について具体的なご意見をいただきました。
一つは、学習用端末の活用についてです。端末の持ち運びによる負担や、漢字の書き取りなどを画面上で行うことへの疑問が出されました。
ICTは使うこと自体が目的ではありません。情報を集めたり、考えを整理・共有したり、個々の学びを支えたりするなど、デジタルだからこそのよさを生かすことが大切です。一方で、紙や鉛筆の方が適している学習もあります。いただいたご意見を踏まえ、目的に応じた活用について改めて考えていきたいと思います。
また、サポーターについても、自分の子どもの学年に関わる機会があれば、参加しやすく、子どもたちとのつながりも生まれやすいのではないかという提案をいただきました。
わが子以外の学年の子どもたちを支えるサポーターのよさを大切にしながら、保護者の皆さんが関わりやすい仕組みについても考えていきたいと思います。
さらに、運動場の安全面についての情報提供もありました。
こうした声を直接届けていただけることは、本当にありがたいことです。学校をよりよくするために、保護者や地域の皆さんが気付いたことを伝え、一緒に考える。 それこそが、地域とともにある学校づくりにつながっていくのだと思います。
■給食から広がる、学校と地域のつながり
給食中には、栄養教諭による食育の取組や、給食委員会の子どもたちが作成しているおすすめ献立カレンダーなども話題になりました。
また、地域で長年暮らしてこられた方からは、かつての山田地域の様子や、昔の学校給食、1970年の大阪万博の思い出などもお聞きすることができました。
学校を通して地域の歴史が語り継がれ、世代の異なる人たちがつながっていく。これも校長ランチ会の大きな魅力だと感じています。
■大人がつながり、子どもの未来を一緒につくる
最後の振り返りでは、
「子どもを信頼することを意識していきたい」
「子どもの主体性を育む取組をこれからも続けてほしい」
「地域の一員として学校に関わっていきたい」
といった感想をいただきました。
私が校長ランチ会で大切にしているのは、学校の考えを一方的に伝えることではありません。
学校が大切にしていることと、保護者や地域の皆さんが大切にしていることを持ち寄り、互いの考えを知り、すり合わせながら、子どもたちにとってよりよい環境を一緒につくっていくことです。
そして、保護者や地域の皆さんにも、
「自分も北山田小学校をつくる一人なんだ」
と感じていただけたら、こんなにうれしいことはありません。
大人がつながり、互いを理解し、笑顔で学校の未来を語り合う。その姿が、きっと子どもたちの笑顔や安心感にもつながっていくはずです。
校長ランチ会は、特別な知識や準備が必要な場ではありません。
「給食を食べてみたい!」
「校長と話してみたい!」
「学校のことを少し知りたい!」
そんな気軽な気持ちで大歓迎です。
これからも、おいしい給食を囲みながら、皆さんと一緒に北山田小学校の未来を語り合えることを楽しみにしています。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!
