今日の業間。学級閉鎖が決まった6年2組の子どもたち4人が校長室にやって来て、机の前に立ち、
「校長先生、学級閉鎖しないでください!」
「一人は今日休んでるけど、もう元気だし、明日から復活できるんです!」
「もう学校に来る日数があと20日しかないんですよ!学級閉鎖になったらもっと減っちゃう!」
「家でいても暇なんです!」
‥‥約20分、ひたすら訴え続けてくれました。この気持ちが嬉しくもあり、申し訳なくもあり...。
「ごめんな。これはきまりやからどうしようもないねん。」
としか言えませんでした(泣)
しかし、それだけ学校が大好きなのは本当に嬉しかったし、そういうクラスをつくっている先生と子どもたちに感謝です。
写真は、教室に貼られていた子どもたちが作っているカウントダウンのカレンダー。今日で登校日数は21日。次、登校したら残り17日。残り少ない貴重な一日一日を大切に過ごしてほしいと思います。学級閉鎖中は、申し訳ないけど、登校したい気持ちを我慢してください...。
1年生の教室に行ってみると、算数の授業が行われていました。
「いろがみが50まいあります。20まいつかいました。のこりはなんまいになりますか。」
という問題です。
先生が黒板に問題を書いていくスピードに合わせて子どもたちもスムーズにノートに問題を書いていきます。
先生が「つかいました」と書いたところで「あー!」という声が複数上がり始め、「のこりは」で「分かったー!!」という声がたくさん上がりました。
子どもたちの様子を見てみると、ノートに書いた問題文に「た」という文字が。「なんだろう?」と思っていると、子どもたちから
「わかったワニとたずねタヌキ書いたらいいやん。」
という声が。そのオーダーに先生が棚の中からワニ(わかったワニ)とタヌキ(たずねタヌキ)のイラストを取り出し、黒板に貼りました。
子どもたちは、文章問題の時は、何が分かっていることで、何がたずねられていることなのかをはっきりさせる必要があることを理解しているんですね。
子どもたちを見ていると、ノートにどんどん線を引いて「わ」や「た」の文字を書き込んでいきます。
それをクラス全体で確認した後、いよいよ子どもたちは問題を解いていきます。普段から図を描くことを大切にしているので、子どもたちは思考を働かせてノートに図を描いていました。
50個の〇を描いて考えている子、10のかたまりで50を描いて考えている子、「わからーん」と頭を抱えている子...見回ると様々な子がいましたが、分からなくて手が止まっている子には、先生が「前の時間のノートを見てごらん」と声をかけると、「ああ!」とつぶやいて書き始めていました。学びは積み重なっているということをこうやって気づかせていくことも教師の役割ですね。
そこから別の教室へ行ったので見ていないのですが、担任に聞くと、友だちの考えに触れることで、10のまとまりで考えた方が分かりやすいし、10のまとまり5つから10のまとまり2つを引くと考えると5-2と同じように計算できるということにも気づけたようです。
個人でしっかりと考え、考えたことを互いに共有することで新たな気づきが生まれると、みんなで学ぶことの良さを実感として得ることができますよね。その積み重ねが「互いを大切にする」ということに繋がります。授業を通して安心・安全な教室をつくることができるんですよね。
11月の修学旅行に向けて事前学習に取り組み、修学旅行を経て事後学習に取り組んだ6年生。
平和学習を通して学んだこと、後輩たちに伝えたいことを一人ひとりがiPadを使ってまとめ、1年生から5年生の各教室に分かれて伝えてくれました。
全校児童が一堂に会して行う報告会はこれまで何度も経験してきましたが、このように、より近い距離で一人ひとりが学んだことを伝えることで、6年生にとってもより自分事として平和を捉えることに繋がっているし、聞く側としてもとても興味を持って聞くことができているようでした。
聞いた後に1人1人が書いている感想を読んでみると、6年生が伝えたかったことが響いているようで良かったです。
1,2年生の教室を中心に見て回りましたが、6年生たちは低学年にもわかる言葉で言い直したり、クイズを取り入れて興味を持てるようにしたりと、様々な工夫を凝らしてくれていました。
3年生の教室で行われていた算数の授業を参観。
前時では、60cmの机の長さは15cmの鉛筆の長さの何倍かという問題に取り組んでおり、4倍という答えにたどり着いていました。
そして、今回の授業では、
「他の鉛筆で図るとどうなるかな?」
という問いかけに対して、
「4倍は変わらない」
「いや、変わるでしょ」
「だって15cmよりも鉛筆が長かったり短かったりしたらさー」
という子どもたちのつぶやきがあちらこちらから聞こえてきて、それを実際の鉛筆を使ってみんなの前で説明しようとする子もいました。
子どもたち同士で、ああでもない、こうでもないと探索的に対話する姿って素敵です。あちこちでつぶやく子どもたちの表情は生き生きしていました。
今年度発足した「きたやまだ会議」で話し合い、お試しでやってみようと決まったランドセルにキーホルダーをつけてもいいルール。
お試し期間をやってみての振り返りを行いました。
司会の6年生が進行と書記をしてくれて、メンバーから意見を聞きながらメリットとデメリットに分けて板書してくれました。細かなトラブルもあったようですが、概ね大きなトラブルはなかったようです。この結果を先生たちの間でも共有し、今後どうするかを決めていく予定です。
きまりについては、まだまだ話し合いたいことがたくさん。このルールメイキングの取組は初めてだったので、みんなで合意形成することの難しさもありましたが、それを学ぶことができたのも良い経験だったと思います。
