今日の1時間目は3年生の特別活動(学級会)の様子を見てきました。
少し前に「自分のクラスをより良くしたいんだけど、どうしたらいいかな?」という相談がこのクラスの女の子からあったので、「それだったら、学級会で話し合ったらいいんじゃない?」とアドバイスしたところ、担任の先生に提案して実現したのがこの1時間目。
まず、その女の子が司会をするにあたり、もう一人手伝ってほしいと言うと、たくさんの手が挙がりました。その積極性が素敵だなと思いました。話し合いが始まると、まずクラスの課題を出し合い、その次にクラスの良さ、そして、課題を良さに変えるためにどうすればよいかを一人ひとりが考えて発表しました。
話し合っている時に誰かが意見を言うと、ちゃんと反応を返す子が多く、とても温かい雰囲気。
この雰囲気を大切にしながら、クラスの課題を話し合った方法で解決していけるといいですね。期待しています。
今日の全校集会のテーマは「情けは人の為ならず」。
初めに季節の花ということで、「蝋梅」を紹介。「心に優しく寄り添う」というニュアンスの「奥ゆかしさ」「慈しみ」を花言葉に持つこの花は、僕の好きな花の一つで、花言葉も今日の話につながるかなと思って紹介しました。
さて、今日は二十四節気でいうところの「立春」そして、その前日が季節の分かれる日「節分」でした。
節分には、悪いもの(鬼)が出てきやすいということから、豆まきをするわけですが、悪いものとは何かを少し子どもたちに考えさせたうえで、「いじわるな心」「憎む心」「怠ける心」などの例を示しました。だから、鬼は自分の中にあって、それを追い払うために豆まきをしているんだよと伝え、どうして追い払わなければならないか、「いじわるな心」を例に話をしました。
いじわるな心(鬼)はいじわるな心(鬼)を引き寄せて、いつも不安になる、そして誰かが辛い思いをする。だれも幸せではない。だから追い払うんだよと伝え、自分はどうかな?と投げかけました。もう少しで今年度も終わり。蝋梅の花言葉のごとく、自分の心にも周りの心にも「優しく寄り添い」、みんなが幸せな気持ちで来年度を迎えるように「考えて行動」してほしいと思います。
そして、その後は大阪府の連合音楽会に吹田市を代表して4年2組の子たちが参加してくれたことに対して、「感謝状」が大阪府小学校音楽教育研究会から届いたので、表彰しました。
そして、2月生まれの30人をお祝いして終了。
さあ、残り2か月。誰もが輝く北山田っ子になれるよう、共感力を働かせて互いを大切にしよう!
今日はSA(シルバーアドバイザー)すいたの14名の方々にお越しいただき、1年生に凧作りを教えてくださいました。たくさんの方々に来ていただいたおかげで、子どもたちは凧を完成させ、運動場で楽しそうに揚げることができました。
なかなか凧あげをする場所も少なくなってきている中、昔からの遊びを教えてもらい、思い切り体験できることは貴重です。子どもたちの中には何人か校庭の木にひっかけてしまった子もいましたが、そのような失敗をとおして、風がどちらから吹いていたら凧はどちらにいくのか、どうすれば高く揚がるのか...など、その子なりに色々と考えて改善していく中で様々な力を身に付けていくのでしょうね。
SAすいたの皆様、ありがとうございました!
5年生が林間学習に出発した1月23日(木)にPTA主催で給食試食会が行われました。
初めに栄養教諭からどのように給食が作られているのか等について、クイズも交えながら話をしてもらい、今日の給食メニューについても説明してもらいました。今回は、学校評議員さん4名にも参加いただいていましたが、栄養教諭の話を聞いて、「よく考えて献立が作られていることや、調理も丁寧かつ安全に、そして美味しくするためにすごく工夫されていることが分かって勉強になりました!」と感動されていました。
そして、その後は5年生の教室に移動して、いよいよ試食です。参加された皆さんは、おいしそうに黙々と食べておられ、お代わりをする方も複数いらっしゃいました。栄養教諭の話を聞いた後だから、余計においしく感じたかもしれません。吹田が誇る、安全でおいしい給食のことをたくさんの方々に知っていただくことができ、とても嬉しかったです。
今日は6年生の各クラスでスクールカウンセラー(以降、SC)さんに授業をしてもらいました。授業のテーマは「気持ちを深く考える」。
自分たちの心の中に生まれる「気持ち」ってどんなものがあるのかを子どもたちがどんどん出し合ったものをSCがプラスとマイナスで分け、人間には様々な気持ちがあることを確認しました。
そのうえで、学校生活の中で起こりそうなエピソード(友達に後ろから声をかけたのに無視された)が書かれたワークシートを読んで、自分だったらどんな気持ちになるか、7つある気持ちのレベルを考え、レーダーチャートに書き表しました。
そして、周りの友だちと見せ合うと...同じ場面であるにもかかわらず、感じ方が人それぞれであるということが分かりました。気持ちを深く考えることを通して、自分自身を見つめるだけでなく、他者の気持ちは自分とは異なることがあるということに気づくことができたようです。
また、SCは、子どもたちに「つらい気持ち」も大切な気持ちであると伝えたうえで、どうしてもつらい気持ちが大きすぎるときの対処法(深呼吸や四角形の呼吸、人に相談する)も教えてくれていました。
間もなく中学校という新たな世界に進む子どもたちにとって有意義な時間になったのではないでしょうか。これからも自分の気持ちも人の気持ちも大切にしながら、自分で調整したり、時には助けを求めることができる人になってほしいと思います。