3年生の教室を覗くと、1組では算数の授業に取り組んでいました。
内容は2位数と1位数の乗法。「42×3」の計算の仕方について考えていました。子どもたちは、どのように考えて計算すればよいか、自分の考えを発表し、交流しながら解決に向かっていました。繰り上がりがあることもポイントでしたね。
となりの3年2組では、理科に取り組んでいました。「かげと太陽」の学習で、日陰は太陽の光を遮るとでき、日陰の位置は太陽の位置の変化によって変わることやその日陰のでき方と時間の経過に伴う変化から太陽の位置が東から西へと変化していること等について考える単元です。写真は、どうやって日陰ができるのかを子どもたちが自ら自分の体を使って、太陽・地球・日を遮るものになってみんなに説明しようとしているところ。子どもの発想って面白いですね。
そして、このクラスには、2学期から内モンゴルからの転入生を迎えたので、教室のいたるところに日本語を中国語でどう言うのか、どう表記するのかのポスターが。クラスのみんなの探究心と温かさが溢れています。
10月1日(水)
オーストラリアの小学校のAndrew Goldie(アンドリュー・ゴールディ)校長先生とアンジェラさんがご夫婦で北山田小学校に来られました。
なぜ北山田小学校に来られたのかというと、山田東中学校の英語科の先生から校長先生を通じて依頼されたからです。中学校の英語科の先生とアンドリューさんが古くからのご友人で、教育者として日本の小学校から学びたいという思いを持ち続けておられたところ、今回、休暇を利用して日本への旅行が決まったため、英語科の先生を通じて山田東中学校区の小学校である北山田小学校に受け入れの依頼があったということです。
この日に至るまで、本校の英語専科の先生が窓口となってやり取りをし、一日のプランも練ってくれました。ありがたいです。
そして来校当日のこの日は朝8時30分に中学校の校長先生と英語科の先生、AETとともに北山田小学校に来校。本校英語専科の先生が校長室まで案内してくれました。
少しお話をしてから、多目的室へ。
一日のプランは以下の通り。
【1時間目】
6年生との交流(日本の良さを英語で紹介・アンドリュー先生からオーストラリアの紹介)
【2時間目】
1年生の授業見学(担任とAETによる外国語活動)
【業間休み】
校長室で遊びに来た子どもたちと交流
【3時間目】
5年生との交流(日本の遊びの紹介・アンドリュー先生からオーストラリアの遊びの紹介)
【4時間目)
2,3,4年生の授業見学
【給食】
6年1組で子どもたちと一緒に
一日のスケジュールを終え、アンドリュー夫妻は大変満足されたようでした。北山田の子どもたちの素晴らしさを、英語の学習に取り組む姿や、休み時間に自ら英語でコミュニケーションを取ろうチャレンジする姿から感じられ、くり返し褒めてくださって、校長としても大変うれしかったです。
もしオーストラリアに行く機会があれば、アンドリュー先生の学校を訪問したいものです。アンドリューさんもアンジェラさんも本当に素敵な方でした。
9月25日(木)
5時間目に学力向上委員会主催の研究授業が6年1組で行われました。
教科は算数。データの活用の領域の授業でした。8の字跳び大会に出場する代表クラスを決めるため、1組と2組の過去25回分の練習の記録データをもとに検討するという課題。
子どもたちは、前時に個人でデータから読み取れる値や整理した表、グラフを基に結論を導き出しており、本時ではそれを基にグループや全体で共有したうえで、その妥当性を批判的に考察するという時間でした。
子どもたちは、最大値や最小値、代表値と呼ばれる平均値、最頻値、中央値、そして度数分布表やドットプロットなどを活用しながら自分自身の結論を持ってグループで対話をしていました。
その後の研究会では、本時で目指す子どもの姿が見られたか、探索的対話ができていたかについて我々教員が議論し、深めることができました。回を重ねるごとにこの研究協議での対話の内容も、目的に沿って、忖度なく、授業者に敬意をはらって真剣に対話するので、深まってきていると思います。このような研究協議ができたのもひとえに子どもたち、そして授業者、学年の先生たち、学力向上委員会のメンバーのおかげです。ありがたい。
9月24日
5時間目はクラブ活動でした。それぞれのクラブでの子どもたちの様子を見てみると、すごく生き生きしている姿や下学年の子に優しく教えている姿、創意工夫している姿など、新たな一面が発見できて面白いです。
「表現クラブ」・・・ももたろうの寸劇を各学年グループで話し合って創っていました。
「家庭科クラブ」・・・トッピングのバランスも考えながらパフェを作っていました。
「カードゲームクラブ」・・・引いたカード番号に応じて、様々な場面の「はぁ」「えー」「やばい」などを表現して、どの場面かを当てるゲームをしていました。表現力が問われる面白いゲームです。
「iPadクラブ」・・・Microsoft formsを使って選択式のクイズ(テーマは北山田小学校)を作っていました。
「百人一首クラブ」・・・前半は百人一首、後半の残り20分程度はトランプを行っていました。今回は神経衰弱。最近の子たちはあまりトランプをしないらしく、大富豪や神経衰弱、ババ抜きなどを知らない子も結構いるみたいなのでいい経験ですね。
「ダンスクラブ」・・・踊るには結構なスペースが必要なので、3つの部屋に分かれてiPadも活用しながら練習していました。小道具も使って華やか!