体育発表会が終わったある日、担任の先生から3年生に、
「3年生でミニわんさか祭をしよう!」という提案がありました。
『わんさか祭』とは、毎年1学期に児童会行事として、
3年生以上がお店を開き、全校児童に遊びに来てもらうお祭りです。
今年は残念ながら中止になってしまい、
「今年から店ができる!」と思っていた3年生にはとても残念なことになっていました。
そこにこの提案ですから、3年生の豊二っ子たちが燃えたことは言うまでもありません。
各クラスで自分のやりたい遊び毎にチームを作り、準備を進めました。
この取り組みで学年が目指したものは、
国語の学習単元でもある、グループでの話し合いをもとに準備を進め、
主体的・協調的・計画的に取り組む力を付けることです。
実際に、話し合いをしてから作業をするというシステムを繰り返すうちに、
初めはバラバラだったチームが、
その時間の見通しを持って全員で活動できるようになっていきました。
11月20日当日本番を迎え、朝から全員がハイテンションで、セッティングを行いました。
前半後半で店番を替わり、1組の児童は2組へ、2組の児童は1組へ遊びに行きました。
事前に招待していた先生たちにも来てもらえました。
的当て・ゴルフ・射的・モグラたたき...どの店も大繁盛。あっという間に終了となりました。
子どもたちからは、「遊びに来た人が楽しかったと言ってくれたのがうれしい」
「店を出す大変さがよく分かった」「みんなと協力したから成功した」
などの感想が聞かれました。
楽しむだけでなく、とても大事なことを学ぶことができた体験学習になったようです。
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