11月8日(土)
週末、男子バスケットボール部の公式戦を応援に行ってきました。体育館に響くシューズの音、仲間を鼓舞する声、そして何より、コートに立つ君たちの姿に、私は目を奪われました。いやぁ、今日のバスケ部は、本当にかっこよかったです!

試合は一進一退の攻防。中盤まではやや劣勢だったかもしれません。けがや体調不良の選手もいたようで、まさに総力戦。誰かが抜けても、誰かがその穴を埋める。そんなチームの底力を感じました。
新チームが始動した頃、男子バスケ部員のプレーには「前へ、前へ」と突き進む勢いがありました。それはそれで魅力的でしたが、今日の君たちは一味違いました。プレーには柔らかさが生まれ、視野が広がり、丁寧さが加わっていました。ボールを持った瞬間のステップワークやハンドリング、そして周囲を見渡して最適な選択をする判断力----そのすべてに、バスケットボール選手としての"かっこよさ"が、雰囲気として放たれていました。
そして、試合を支えたのは顧問の先生の絶妙なタイムアウトとピリオド間の声かけ。流れを読み、選手の集中力を引き出す采配は見事でした。最終ピリオドでは、見事なパスがつながり、チーム全体がひとつになっていました。1つ1つのプレーはもちろん、ゲーム全体の流れも、心に残る「美しい試合」だったと感じました。

明日は応援に行けませんが、遠くから心を込めてエールを送ります。どうか、今日の君たちを超える明日の君たちでありますように。
がんばれ、男子バスケ部! 校長 大江健規
