【コラム】『疾風の謎解き』

先日の全校集会で、数学の確率について、佐井寺中のみなさんに問題を出しました。

実は、昨日、ある教室を訪れた際、ホワイトボードにこっそり問題を書いて、なにごともなかった

かのうように退室してみました。

WIN_20250611_10_08_14_Pro.jpg

すると今日、突然、校長室のドアをノックする音が、、、、ドアを開けると

「校長先生、謎を解きました」という来室者でした。説明を聞いて驚きました!

計算の結果だけではなく、その理由まで完璧でした。

1週間くらいはかかるだろうとたかをくくっていましたが、

たった1日で、見事に謎解きされてしまいました。さらに、ホワイトボードには答えが

追記されているだけではなく、同じルールで新たな問題も書かれていました。

この問題も秀逸で、新たに「減法」があったり、少し難解な計算もあったりと

思いもつかなかった発想に、私もとても学びになりました。ありがとうございます。

感心した後に、少し話をしていると、その来室者も私と同じ趣味を持っていることが

分かり嬉しかったです。それは、あの「蝶ネクタイをした迷宮無しの小学生」が活躍する

映画を鑑賞することでした。謎解きが強いはずです。

佐井寺中のみなさんも、是非考えてみてください!

それと思い出しました! 全校集会で提示したあの確率の問題。これもまだ私に解説をしてくれる

生徒は出現していませんよ。今週は忙しいのですが、来週であれば昼休みなど時間がとれる日が

多いと思います。佐井寺中生のみなさん、お待ちしています。

スライド8.JPG

全校集会でもお話しましたが、6月は、準備が必要な大きな行事はありませんので、少しゆったりとした

学校生活を過ごして欲しい、特に、学ぶことにどっぷりとのめり込んで欲しいと思い、みなさんのきっかけ

になればと願い、課題を提示しました。

「題材」「教材」「人材」 学校教育活動のなかで、生徒のみなさんと先生たちが「教える・教えられる」

という関係を超えて、「材」を真ん中に置きながら、対話を通して学び合い、深めていくこと。

生徒のみなさんだけでなく、我々教員も生徒のみなさんに刺激されながら、教員として成長していく。

そんな学校風土を、佐井寺中のみなさんと一緒に、つくっていきたいなと私はいつも思っています。

あまりにも速く課題を解決されてしまった驚きとうれしさで、タイトルを「迷宮無し」風に

してみましたが、自分のワードセンスの無さが悲しくなります。           校長 大江健規

この記事について

このページは、ウェブ管理者が2025年6月11日 12:00に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「【トピックス】研究授業」です。

次の記事は「【トピックス】校区ブロック研修会」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

カテゴリ

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 7.906.3