1月22日(水)
6時間目 1年生おいて、地域教育協議会のみなさま、市役所の危機管理室の方々の協力のもと
「防災学習」が実施されました。体育館で行われましたが、地域のみなさんがたくさん来てくださり
入念に準備をしてくださったうえでの授業ということで、大変ありがたかったです。感謝です。
途中、体育館内でクラスごとに分かれて活動をしたのですが、その際も、地域のみなさんが
補助に入っていただき、本当にお世話になりました。
子どもたちのために、地域と学校が協働して作った初めての試みでしたが、素晴らしいものとなりました。
何といっても、地域のみなさんの佐井寺中生を見つめる目が、とても温かかったです。
生徒のみなさんも、その温かさに包まれて、伸びやかに活動をしていました。いい表情でした。
今日は、新聞紙を使ったクッションづくりやワンタッチで組みあがるパーテーション、簡易トイレ
などの体験をしました。50分間という時間では少し短く感じましたが、この体験をするということ、
目の前で実物を見るということ、触ってみる、使ってみる、こういう活動の一つひとつが、
災害発生時にとっさに思い出されるスイッチになり、「使おう」「作ろう」という行動に
つながるはずだと、確信できる授業でした。
地域のみなさんからは「災害時、中学生の君たちがこの地域の要になる」という期待を込めた
言葉がありました。できるだけ多くの場面を想定し、「考えてもみなかった」という想定外を
減らすように、日頃から意識を高め、備えを万全にしていきましょう。
地域のみなさん、危機管理室のみなさん、今日は本当にありがとうございました。
校長 大江健規