12月3日(火)
6時間目 3年生 社会科の授業は「地方自治体のお金のやりくりについて」という内容でした。
50分間、ペアワークやグループワーク、調べ学習など、たくさんの学習活動が組み込まれていて、
非常に躍動的な授業でした。
まず、地方自治体、特に都道府県がどのように財源を確保しているのか、税金などについて確認していきます。
次に、教科書に掲載されているグラフを見て、現状や課題を読み取り、グループで交流します。
「安定した財源を確保する」ためには、どうすればいいのか、様々な意見がやりとりされていました。
ここからメインと課題です。
「大阪府が自主財源を増やしていくためには」という問いについて、実際に計画されている施策を
取り上げ、4つの視点をグループで分担し、その効果を予測していきます。賛成なのか、反対なのか、
深く考察するなかで感じた疑問や気づきを、グループで交流します。
最後には、この施策に対する自分の考えを、formsのアンケート機能で表明して終了となりました。
非常にテンポよく、50分間、生徒のみなさんが、とにかく脳を活動させている、素晴らしい学びでした。
この授業について、さらに生徒のみなさんの学びを深いものにするために、授業を担当された先生と
教頭先生と私で、ふりかえりをしましたが、3人ともに、同じ意見となりました。
キーワードは「検索学習からの脱出」「自分というフィルター」「安心感と対話」です。
さらに、この授業を含む単元には、貫く課題があるそうで、それは単元で学んだことの集大成として
「吹田市を地域注目ランキングで大阪トップにするためには」をプレゼンするというものだとのこと。
これは、期待が高まります!! ぜひ、学校外の人にも聴いて欲しい、そしてコメントをして欲しい
と思っています。 校長 大江健規