11月27日(水)
後期生徒会役員、各学級における各種委員の選出が終わり、今日は、後期生徒総会が
行われました。後期生徒会のキャッチフレーズは「花火」です。1つ1つの光が集まることで
より大きくかがやく花火のように!との願いが込められているとのこと。
前期の「鍋」に続き、素晴らしいセンスです。それぞれの委員会の中心が2年生になりましたので、
3年生からのバトンタッチの意味合いもあります。そして、各委員会からも活動方針案が発表され
その後、全会一致で採択されました。
生徒会活動は、生徒のみなさんの意見を出し合い、話し合いを重ねながら、よりよい学校をつくり
あげていく活動です。生徒会執行部を中心にじっくり取り組んでください。
今日の午前中、体育館では2年生の保健体育の授業が行われていましたので、少し見学しました。
課題は「マット運動」でしたが、生徒のみなさんがそれぞれにICT端末を持っています。
後転、膝を伸ばした状態での後転、最後に開脚をする後転などの演技を、動画機能を使って撮影し
後で再生して、客観的に改善点を見つけるという流れで学習が進んでいきます。
先日までバスケットボールの授業で元気いっぱいでしたが、今日の体育は、おだやかでしっとりした
雰囲気で、対話も多く生まれていて、すごく温かい空気がありました。
私は、マット運動が苦手だったのですが、色々指摘をもらっても、いったい自分の身体がどのように
動いているのかが分からず、なかなか上達しなかった経験があります。
ICT機器を使うことで、自分の演技をリアルタイムで振り返ることができ、視覚で学ぶことができますし、
コマ送りやスロー再生の機能もついているので細かくじっくり改善点を見つけることもできます。
担当の先生は体育館の壁に、模範的な演技やコツなどの動画を映してくれていますので、いつでも何度
でも、見本を参考にすることができます。非常に効果的なICT機器の利活用です。
途中、演技内容ではなく、演技中の自分の表情が気になって恥ずかしがっている姿もあり、
ほんわかした空気になる場面もありました。そこが気になる気持ちは分かります(笑)
校長 大江健規