吹田総体を最後に3年生はクラブ活動を引退しました。
準決勝まで進出した二中の相手は千里丘中学校。
間違いなく吹田でNO.1の実力を誇るチーム。
この代の公式戦では過去3度対戦してきましたが、
2勝(吹田市長杯、吹田選手権)1敗(1年生大会)という戦績。
吹田市長杯と吹田選手権では両方とも決勝戦での対戦で、
千里丘中学校としても、最後の総体では絶対に負けられないという
気持ちを強く持って向かってきました。
立ち上がりはお互いに様子を見ているようなゆっくりとした展開でしたが、
徐々に試合展開も激しいものになっていきます。
最初にチャンスを作ったのは二中でしたが、相手DFも最後まであきらめずに
体を張ってスライディング。簡単にはシュートを打たせてくれません。
その後も数は少ないものの決定機を作りますが、点を奪えず前半は終了。
後半に入り、二中のDFが負傷交代をした直後に失点。千里丘に先制されてしまいました。
その後も、子どもたちは頑張りましたが、2点目、3点目を奪われてしまいます。
こちらも意地をみせて1点取り返しましたが、ここで試合終了のホイッスル。
1-3で負けてしまいました。
試合中は「千里丘に勝ちたい!」「総体2連覇したい!」という気持ちを
感じることができたので非常にいい試合になったのではないかと思います。
ただ、それまでの練習や考え方、行動はどうだったのでしょう。
これは子どもたちだけではなく、顧問である私自身も振り返らなくてはいけません。
大きな目標を達成しようとするならば
やはり、それだけの努力が必要です。
【勝ちに不思議な勝ちあり。負けに不思議な負けはなし】
という言葉がありますが、それを思い知らされたこの1年間でした。
これから3年生は受験生として、次の大きな目標に立ち向かうわけですが、
サッカー部の活動を通じて学んだことがあれば、ぜひ生かしてほしいと思います。
後輩たちは先輩であるみんなの背中を見て成長してきました。
勝たないと見られない、いろいろな景色を見せてもらいました。
クラブを引退した後も、お手本となる背中を見せられる3年生でいてほしいと思います。
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