3年生にとっては泣いても笑っても残り4カ月!いよいよ勝負の時期がスタートしました。春季三島大会。夏の選手権大会のシード権がかかった大切な大会です。
ここ2カ月ほどなかなか調子のあがらなかった吹田二中サッカー部は、少し不安要素を抱えたままこの大会を迎えることとなりました。その不安がそのまま表れるかのうように予選リーグでは大苦戦。阿武野中学校戦は2-2の引き分け、茨木東中学校戦は1-2でリードされる展開から最後の最後に何とか同点においつき、これまた2-2の引き分け。結局0勝0敗2引き分けのギリギリ2位で予選を通過しました。
決勝トーナメントではもう一度反省すべきポイントを確認し、まずはみんなでいい雰囲気でサッカーをすることを大切にして試合に臨みました。それでも1回戦の吹田一中戦では自分たちのミスから先制点を許し、とてもいやな展開に。しかしここであきらめることなく戦い続けた結果、4-1で逆転勝利を収めることができました。これで少し勢いづいたわが吹田二中サッカー部は翌日の阿武山中戦では3-0で快勝。何よりも最後の最後で体をはって相手を0点に抑えたことが最大の勝因だったと思います。そしてブロック決勝の芝谷中学校戦。これも相手に先制点を許したものの気持ちを切らすことなくみんなで頑張り、立樹のすばらしいFKで同点においつくことができました。最後はPK戦。今年のチームはPKには多少の自信を持っているようで、なんとかブロック優勝でこの大会を終えることができました。(=三島のベスト4に入れたということです。)
子どもたちはどん底の状態から力をあわせてよく頑張ったと思います。しかしここまで苦戦を強いられたことを決して忘れてはいけません。なぜここまで苦しんだのか。それは普段の「まじめさ」に欠ける部分から来るものが大きいと思います。教室で好き勝手なふるまいをして他人に迷惑をかける、グランドで顧問がいないときにふざける、そんなサッカー部が結果を残せるはずがありません。むしろこの大会で負けてそれを思い知った方が良かったのではないかとさえ思います。このままでは大事なところで必ず転びます。顧問、部員ともに一人ひとりが気を引き締め直して、大きな目標の達成に向けて頑張っていきたいです。誰からも心から応援してもらえるようなサッカー部になれるよう頑張っていきます。勝って兜の緒を締めよ。挑戦はまだ道の途中です。
保護者の皆様、悪天候のなか多くのご声援ありがとうございました。
<春季三島大会 決勝トーナメント結果>
<吹田一中戦>
<阿武山中戦>
<芝谷中戦>
自分との闘いに勝ち、限界まで頑張った結果です。
みんなの顔がそれを物語っています。
これをここで終わらせるのか、日常につなげていくのか。
頑張れ、みんな!
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