今日は12月の全校集会でした。
はじめに、学校だよりのタイトル募集の締め切り延長と応募のお願いアナウンスをした後、本題へ。
今回は、
①自分が見つけた子どもたちの素敵な姿をめざす子ども像と関連させながら紹介
②子ども記者も自分たちの頑張りや友だちの素敵な姿を見つけて発信していることを紹介
③人権週間の紹介から「人権」とは何かを確認
④絵本「いのちのまつり」の挿絵から、一人ひとりの命は奇跡でかけがえのないものであることを確認
⑤一人ひとり違う素敵な姿がある。違うから支え合い、話し合うことが大切。それが人権を大切にすることだと確認
⑥まずは「自分から動こう」「自分の学校は自分が創るんだよ」と伝える
⑦輝く地上の星を紹介し、誕生月の子どもたちと先生を祝福
という流れでした。
①では、4つの素敵な姿を紹介し、それぞれの姿は、めざす子ども像のどれにあたるかな?と問いかけました。
子どもたちは良く考えながら、ここだ!と思うところで挙手。次々行こうとすると、
「ちょっと待って!まだ考えてる!」
という声が...。それくらいしっかり考えようとしてくれたのは嬉しかったです。
また、④では、命のつながりを絵本の挿絵を使いながら、
「8代前までさかのぼったら自分につながる人は500人を超えるんだよ。北山田小学校全員の人数より多いんだよ。そのうち誰か一人でも子どもが生まれる前にいなくなってしまっていたら、君たちはここにいないことになる。そう考えたら、ここに君たちが生きていること自体、奇跡でしょ?だから命をお互い大切にしてね。」
と話しました。この時も子どもたちは真剣に聴いてくれていました。
先祖から脈々と命をつないできていることに思いを馳せると、今生きていることに奇跡を感じずにはいられません。ありがたいし、自分自身が尊く感じますよね。
⑤では、誰一人同じ人はいないということをパズルのピースに見立てて、だから支え合うんだよ。話し合うんだよと伝えました。
そして、⑥では、互いの人権を大切にし、幸せに生きていくためには、人任せで「してもらう」ではなく、「自分から」動くことが大切だということを「自分の学校は自分が創る」ことと併せて再確認しました。僕たち大人や教師も大切な自分の命を「自分が」しっかりと燃やして、大切に生きていきたいし、可能性の塊の子どもたち一人ひとりの命を輝かせるために支え、伴走していたいですね。
人権週間は世界人権宣言が国連で採択された12月10日まで。世界中すべての人には生まれながらにして幸せに生きる権利「人権」がある。自分の人権も他者の人権も大切にできているか、改めて振り返る一週間にしたいものです。
