11月11日(火)
この日は、朝から新潟市の志田倫明先生(全国の研究会で講師をされたり、師範授業をされたりしている算数教育の専門家です)を招き、先生たちが授業づくりについて学ぶ一日。
午前中は、5人の先生たちの授業を講師の志田先生に少しずつ見てもらい、その後、10分程度で順番に講師の先生からフィードバック。一貫して志田先生からは「個」に焦点を当てて授業づくりをすることの大切さを具体的に伝えていただきました。この志田先生には昨年度から継続してきていただいていて、とにかく話が分かりやすい。フィードバックを受けた先生たちは早速翌日の授業から実践してみようと意気込んでいました。
フィードバックは12時過ぎまでかかり、その後昼食。そして13時30分からは、4年生の研究授業。図形の領域で、形(台形)の仲間探しという活動を通して、垂直と平行という2直線の関係に着目できるようにしていく授業でした。授業は子どもたちが試行錯誤しながら探索的な対話を重ねていき、先生がそれをファシリテートしていく。見ていて、子どもの思考の面白さに思わずニコニコしている自分がいました。
その後の研究会では、これまでと同様、討議の柱に沿って活発に協議し、その後、志田先生からは研究授業に対する指導助言と「個」に焦点を当てて授業づくりを行うことの大切さを中心に大変分かりやすく、そして熱く講演をしていただきました。おかげで我々はまた一つ授業づくりについての知識をアップデート!この知識をもとに明日からの実践に生かしていくことで先生たちはスキルもアップデートしていってくれると思います。
午後からの研究授業と研究会には、他校からも是非参加させてほしいという依頼があり、本校の職員とともに学びを深めることができたことも嬉しかったです。一緒に学んでいただいた他校の先生は、研究会の雰囲気の良さと、柱に沿って深く議論できている北山田の職員集団に感心されていて、これもまた校長としては嬉しい限り。さらに講師先生からも同様のお褒めの言葉をいただきました!本当にありがたい!
研究会後も校長室で約1時間もお話しさせていただき、さらに学ばせていただきました。
志田先生には感謝しかありません。この恩は我々がよりよい授業づくりをすることで、目の前の子どもたちに返していこう!
