大谷翔平選手が高校時代の恩師から
「ゴミは人が落とした運、拾うことで自分にツキを呼ぶ」
と教えられ、実践していることは有名な話。知っている人も多いと思います。
それが自分の頭にずっとあって意識しているせいか、街を歩いている時、ご高齢の方が主体的に金ばさみと袋を持ってゴミ拾いをしている姿をよく見かけるようになっていました。(意識をすると、その意識を向けている対象に関するものがよく目に留まるようになる、いわゆるカラーバス効果だと思います)
「ああ、すごいな。良いと分かっているけど、なかなかできない。行動に移すって素晴らしいよなー。」
って思っていました。
今年度の学校経営方針「自律・協働・創造」に基づき、子どもたちには、「自分の学校は自分が創るんだよ。「誰か」じゃなくて「自分」がまず行動するんだよ。」と伝え続けています。僕も主体的に学校経営方針に基づく具体的な取組の案を立てたり、サポーター活動を推し進めたりしていますが、子どもたちに言っているのだから、もっと「自分」が行動しようと思い、地域にある地域の学校なのだから、その地域をきれいにすべく、通学路のゴミ拾いを始めてみました。
学校を出発し、トンネルを抜けて十字路で見守り隊の方々に挨拶し、右方向へ。登校してくる子どもたちとすれ違うたびに挨拶をし、「何してんの?」の問いかけに答えつつ歩いていきます。サンディの前の横断歩道を渡って、橋を渡りきってから引き返し、今度はコーナンのところまで。そこでも見守り隊の方々が立ってくださっているので挨拶して、折り返して学校に戻る。そのような約15分ほどの道のりをスーパーの袋を片手に歩きました。その結果が写真の通りです。よく見てみるとかなりたくさんのごみが落ちているものです。今回はものすごく大きな発泡スチロールもあったので、スーパーの袋には収まり切りませんでした。
やりたかったことをやると、すっきりしますね。
すがすがしい気持ちで一日をスタートさせることができたので、確かに何だか運が良くなったような気になります。
これを続けることに意味があると思うので、できる限り継続して運を拾い続けたいと思います。そしてゴミ拾いでゲットした運は北山田小学校をより良くするためにフル活用!