5月27日(火)のお昼の時間。英語教室に3年生から6年生の各クラスの代表と、各委員会の委員長が集まりました。何が行われたかというと、子どもたちが主体的により良い北山田小学校を創るための会議「きたやまだ会議」の記念すべき第1回だったのです。
この会議がどのような位置づけかというと、
①より良い学校づくりのために話し合うテーマを児童会や委員会、教職員が考える。
②月1回、各クラスでテーマについて話し合ったことを「きたやまだ会議」で共有する。
③「きたやまだ会議」で共有された意見を児童会や関係する委員会で引き取り、まとめていく。
④決まったことを毎月の児童集会で全校に伝える。
という流れの中の②に位置づいています。
初回である今回は、事前に各クラスで「どんな学校にしたいか」を話し合い、その結果を持ち寄って交流するという回でした。6年生から順番にみんなの前で発表していきましたが、どのクラスも本当によく話し合われていたことが分かる内容で、紙に書いていることを読み上げるだけではなく、ちゃんと自分の言葉で補足したり、強調したりしながら「語る」ということをやっていました。これを今度は児童委員会で1つのスローガンとしてまとめていくようです。
僕が感動したのは、学校教育目標の「自律・協働・創造」や「めざす子ども像」を意識した内容が多かったことです。僕は参加者の一人として、子どもたちと一緒に児童用の席に座っていましたが、前で発表している子たちが「校長先生が全校集会で言っていたように...」「めざす子ども像に示されているように...」と言いながら、僕にも目線を送りながら語る姿には、本当に感動しました。途中、参加している子たちから「校長先生、泣いたらあかんで。」と言われるくらい...。
北山田の子どもたちはものすごい力を持っています。それを思う存分発揮し、後輩たちにどんどんつないでいってほしいです!あー楽しみだ。