長かった2学期も今日で終わり。
体調不良で欠席している子も多く、少し寂しかったのですが、1時間目に終業式を体育館で行いました。
僕からは、まず、輝く地上の星を紹介。今回はたくさんありました。嬉しいことです。
人権作品展、MOA美術館吹田児童作品展、吹田市学校給食献立募集、北山田小・山田第一小合同英語スピーチコンテスト、コナミスポーツクラブ体操競技会など、様々なところで北山田っ子が力を発揮してくれました。また、賞状はありませんが、太陽の広場でフラフープを4000回以上回した子も...。すごいですよね。
そして、嬉しかったのが、誰にも知られることなく、自分が使ったわけでもないのに、散らかっている一輪車を片付け続けていた4年生がいたということ。このことを取り上げて、「何がすごいと思う?」と子どもたちに問いかけました。すると、「自分で考えて片付けてたから」「自分が遊んだわけでもないのに片付けてるから」など、子どもたちなりに考えて答えてくれました。「そうだよね。」と、子どもたちが話してくれた意見に共感しながら、僕からは、「強い意志」と「行(考)動力」という視点でお話をしました。誰でも散らかっているより片付いている方がいいと感じる心は持っている。でも、それを行動に移すとなると、途端に難しくなる。「自分も行動できると思う人は手を挙げてみて。」と投げかけると、手を挙げたのは10人くらい。やはり難しいですよね。散らかっているのは良くないからその時は自分が片付けるんだ。という強い意志がこの子には備わっていたのでしょう。また、その意思を実際の行動に移す行動力には感心しました。しかも1回や2回ではなく、何度もやってくれていたのだからすごい。
最後は、このことと絡めて、大きなことじゃなくてもいい、少し努力すればできそうなことで十分だから、しっかり意志をもって行動に移せる目標を立ててみようと、来年の抱負について話しました。「もう目標を立ててる人はいる?」と聞くと、4分の1くらいの子どもたちが手を挙げました。すごいですね。ちなみに僕の抱負は、その日あったいいことを3つ、寝る前に思い出して書き留める「3good things」を毎日続けることです。
年明けに子どもたちの抱負を聞くのが楽しみです。
校長室前に貼り出せるようにしようかな。
僕の話の後は生活指導の先生からのお話...ではなく、寸劇。「冬休みの生活」に書いていることを楽しい劇にしてくれました。子どもたちはゲラゲラ笑ったり、「それはだめ!」と言ったりしながら、どのように冬休みを過ごせばいいのか考えながら劇を見ていたので、きっと意識して冬休みを過ごしてくれるのではないでしょうか。安全第一で、楽しい2週間になりますように。