吹田市では、令和2年度からいじめを未然に防ぐために子どもたちが知識とスキルを身に付けるいじめ予防授業(Triple Change Program)を各学年年間3時間実施しています。
10月1日には、これからいじめ予防の取組を広げていこうとしている所沢市から小中学校の先生5名が吹田市教育委員会の指導主事とともに3年生の授業の視察に来られました。
今回の授業は年間3時間の授業のうちの3時間目。1・2時間目の復習を行ったうえで今回の教材のエピソードを先生が読み上げた後、子どもたちは、その問題点について考え、対話しながら一人ひとりが自分なりの納得解を見出していきました。今回のエピソードは班長が「自分は班長だから、自分の言うことはみんな絶対聞かないといけない。」と言い、班のメンバーに荷物を持たせるという内容。校外学習が今週末にあるということもあり、子どもたちは自分事として一生懸命考え、発表し、友達の考えにも触れたうえで、最終的に自分が実行可能なことをワークブックに書き込んでいました。