学校だよりに今年1年いろいろお世話になった人のことばを載せました。
載せようか迷って、今回はいろいろ考えて、延期した記事があります。
今年最後のこのブログで書きたいと思います。わたしは東北に親戚もいないのに恐縮ですが。
こころに残ったことば 追加
「県外に避難している皆さまへ
東日本大震災及び原子力発電所の事故により避難されている皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
さて、このたび県外へ避難されている児童生徒がいじめ被害にあった事案が確認され、福島県教育委員会と
いたしましても、大変心を痛めております。つきましては、万一、避難先の学校生活において、いじめ等で
お悩みの際には、現在通学している学校の校長や担任などにご相談いただくとともに、福島県の無料電話
相談窓口もご利用ください。 平成28年12月1日 福島県教育委員会 教育長 」 という文書です。
同じ日本で、震災や原発事故による放射能汚染で学校を再開できない地区の子どもたちを差別する、いじめる、
からかう等 いっさい許せません。こんなときこそ守ってあげるのが日本中の学校であり、教室であり、先生です。
現在、原発周辺地域の19校の小中学校が他地区で辛うじて再開し、がんばられている。 しかし、小学校4校、中学校2校は
いまだに学校再開がされてないという現実に、3月で震災6年目を迎えますが、同じ学校関係者として本当に悔しいです。
今回、ニュースになった児童以外にもからかわれたりしたケースは数限りなくあったのではないかと推測します。
福島県の先生方も本当に歯がゆいことでしょう。 まだ、うまく子どもたちに伝えることができていませんが、大阪の子どもたちは
きっと仲よくしてくれていると信じています。 すべての子どもたちが笑顔で過ごせますように!遠い大阪からエールを送ります。
「フレ~! フレ~! フ ク シ マ ! まけるな!まけるな! フ ク シ マ ~ !!」 平成28年12月 校長 有明 志郎