先週15日(金)に、学年園の準備について書きましたが、
そのなかで、4年生の吹田くわいについて触れました。
「吹田くわい」は、昔から作られてきた大阪独自の野菜で、
『なにわの伝統野菜』のひとつです。豊二小では、この野菜を大切に育ててきました。
その吹田くわいのたねいもが、昨年度の2月に
当時の4年生(現5年生)から3年生(現4年生)へと引き継がれました。
たねいもは、職員室で春まで冷蔵していて、
5月になったら、新4年生のみんなで水につけて根を出させ、植える予定でした。
しかし、学校の臨時休校が延びてしまい、
5月中に4年生に作業をしてもらうことはできなくなりました。
とは言え、植物(農作物)は、節目になる時期を簡単に変えることはできません。
植える時期をずらしたら、育ちが悪くなって枯れてしまった...なんてこともよくあります。
それで、みんなの代わりに4年の先生方で、
5月1日に冷蔵庫からたねいもを出し、水につけました。
昨年度のくわいが残っているとろ船(ケース)から、水を抜き、バケツに植え替えました。
たねいもは、ゴールデンウィークの週は変化が無かったそうですが、
5月11日に見るとしっかり根が出ていて、植え付けがOKなのでいよいよ土づくり開始。
土に水を加えてどろの田んぼのような環境を用意しました。
今日、18日は、そこにくわいのたねいもを植え付けました。
4年生はぜひ今度登校してきた時に、先生方の苦労も想像しながら、
学年園のくわいを観察してみてくださいね。もちろん、ほかの学年もどうぞ!
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