10月23日(金)は6年生の体育参観。そのあと修学旅行説明会を行いました。
休業期間中から課題として取り組み、2学期に入って積み上げてきた
「ニュー組体操」ともいうべきダンスと集団行動と組体操を組み合わせたプログラムを
お披露目できる日でした。
それなのに週間予報では早くから「雨」。
切り詰めて進めてきた教育課程の中では、延期をして取り組み続けることもできません。
祈るような思いの中、ぎりぎりまで判断を待っていたところ、ちょうど昼頃に雨が上がり
体育参観を実施することになりました。
さあ、そこからが大忙し。雨は上がったものの、グランドは一面水浸し。
まるで大きな水たまりです。
放送をかけて学校中からぞうきんをかき集め、昼休みから5時間目、
参観予定の6時間目の前半までせっせとグランド整備に当たりました。
奇しくも参観に来られた保護者にもその様子を見ていただくことになりました。
ひとりとしてふざけたりさぼったりすることなく、そして指示待ちになることもなく
明るく懸命に、そして全身泥だらけになって励みました。
ジャンプの高さ、息を合わせたウエーブ、柔軟性、何度も練習したであろう集団行動、
マスクと手袋をつけて安全を確認しながらの組体操。
あっという間の20分でした。
保護者の観覧席からも大きな拍手が巻き起こりました。
コロナ対応で、グランドの狭さと児童数の多さから、今年は運動会に保護者の観覧をしていただくことができませんでした。体育参観では、せめて学年ごとの活動の様子を保護者に見ていただきたいと計画しました。
いつもの運動会の撮影では、大変混雑するスポットがあったため、保護者の皆さんといえども密の状態を作り出すことは避けねばならないと考え、この参観でもすべての学年で撮影を控えていただきました。
そして、1家庭2名の制限もしました。
保護者の皆さまの思いにこたえられない部分も多かったと思いますが、
ご協力いただき、たいへん感謝しております。ありがとうございました。
これは週明け26日の写真です。
5年生が校外学習に出かけました。
まさに快晴。
6年では体育参観に向けて、雨が降る前にグランドを覆っていた
泥だらけのブルーシートを洗って干しました。
準備から後片付けまで、大変でしたが、強烈な思い出になって残りそうです。