素敵な青中生たちは一人一人の頑張りで、本当に素晴らしい体育大会を作り上げてくれました。(「矢切の渡し」は練習風景です)
ところで、先に紹介したリレーで転倒した選手はその後、救護所へ運ばれ、傷の手当てを受けていました。以降の走者も必死になって最後まで走り切り、感動のうちにリレーも終わって、次の競技が始まろうとしていました。
そのとき、私の目の前で、信じられないことが起こったのです。
リレーが終わった後、その他のリレーメンバーがみんなで救護所へやってきて、「大丈夫か?」とか「どうしている?」などと口々に声をかけているのです。心身ともに傷ついた仲間のことを一心に気遣う姿に、私が想像していた「〇〇のせいでリレーに負けた」などという陳腐な雰囲気は微塵もありませんでした。どんなドラマよりも素晴らしいその光景に私は無類の感動を覚え、目頭が熱くなり、こぼれそうになる涙を抑えるのと、周囲に気づかれないようにするので必死です。
ありがとう、青中生! あなたたちは、世界中のどんな大金持ちにも買うことのできない素敵な宝物を持っています!
コメントする