2月13日(金)
今日は、2年生が校外学習に出かけているため、校舎はいつもより少し静かでした。
何か呼ばれているような気がして、吸い寄せられるように校舎を歩いてみることにしました。
1年生のフロアを歩いていると、どの教室にも iPad を囲む輪ができていました。
のぞいてみると、班ごとに何やら調べものの真っ最中。
テーマは――「デンマーク」。

なぜデンマーク?
その理由は、どうやら今日は明かされないようです。
この先にどんな学びの展開が待っているのでしょうか。
すでに発表の順番を決めているクラスもありました。
班ごとのやりとりに、学びの熱がしっかり立ち上がっていました。


それにしても、iPad の使いこなしはお見事。
レイアウトの工夫、色づかい、まとめ方...どれも個性が光っていて、
とても中学1年生とは思えない完成度です。 若さというのは、本当に "吸収力" そのものですね。
先生方も一緒になって学びの輪に入り、教室は柔らかな熱に包まれていました。



3年生のフロアへ足を運ぶと、今度は一転してしっとりした空気。
3年間取り組んできたスピーチコンテストの最終章が展開されていました。
卒業式まで、あと1か月。
この時期の3年生には、言葉にできない感傷が漂います。
教室にはあえて入らず、廊下からそっと空気だけを吸い込みました。
胸の奥が少しだけ、きゅっとなる時間でした。
最近は、気がつけば3年生の顔が見たくなり、朝礼の前も、昼食の時間にも、
つい足が3年生フロアへ向いてしまいます。
まるで磁石のように吸い寄せられているのかもしれません。
校長室前のモニターにも、3年生の活躍を映した写真や動画が流れています。
立ち止まって、声をあげながら鑑賞してくれる姿が、とてもうれしいです。
まだじっくり見ていない人は、ぜひ立ち寄ってみてください。
静かな校舎を歩きながら、1年生が未来へ歩みだす足音と、3年生が旅立ちへ向かう足音が、
どこからか聞こえたような気がしました。
どちらも、今しかない風景です。
校長 大江健規
