校長として、数学科教員として、とてもうれしい出来事がありました!
先日、【コラム】で、ある教室のホワイトボードに何気なく書いた問題を
疾風のごとく解き明かした佐井寺中生について紹介をしました。
実は、あの問題は、数学で学習する「〇〇進法」という内容の実生活版でした。
先週の金曜日、終日出張で学校にいなかったのですが、週明け月曜日に出勤したところ
机の上に、美しい文字の『挑戦状』が置かれていました。
裏面には「校長先生へ」と書かれていて、かわいい動物シールが貼られ、厳重に封がなされています。
(画像は、一度、私が開けたので、少し封が乱れています)
挑戦状の中には、とてもていねいなお手紙と自作の問題が書かれていました。うれしくて、
すぐに問題にとりかかりましたが、これがなかなかに難しい。お手紙には「今のところ、自力で
解けた人はいません」と書いてあり、ヒントカードも入っていましたが、これはなんとしてでも
自力で謎を解き明かしてみせると決意し、粘り強く考えました。しかし、なかなか解けません。
学生時代から「行き詰ったらまわりを見渡す」を心がけてきましたので、いったん考えるのを
やめて、深呼吸をしながらまわりを見渡しました。すると机の上に置いてある「あるもの」が目に
飛び込んできました。一気に頭の中のもやが晴れ、考える道筋が光り輝きました。
得意げになり、調子づいて、挑戦状へのお返事を書きました。
佐井寺中のみなさんも、ぜひ、挑戦してみてください。ちなみに、私はノーヒントで解決しましたよ。
<問題>2+2=4 9+2=8 8+6=17 9+1=?
数学科の教員として、数学的な題材を真ん中において、学び合えること、このうえない喜びです。
どしどし挑戦をお待ちしています。(数学に限定ですよ苦笑) 校長 大江健規