4月16日(水)
授業開始から約1週間が経ちました。各教科では担当の先生から授業についてのガイダンスがあり、
いよいよ本格的な授業が始まっています。
午前中は、校内を歩き、生徒のみなさんの授業中の様子を観察しました。
すると、グランドや中庭にちらほらと1年生の姿がありました。何かを観察しているようです。
理科の授業「植物探し」の授業でした。校内にはどんな植物が自生しているのでしょうか?
虫もいるのかな。この後、授業はどんな展開で進んでいくのでしょうか。次の時間が楽しみですね。
「植物を(標本として)摘んでもいいですか?」と声をかけてくれた1年生もいて、ふとしたこと
から対話ができてうれしかったです。
どんな展開になっていくのか、といえば3年生理科 「生殖」の授業です。
果物を研究する研究員であるあなたは、「イチゴの品質をなるべく一定にするにはどうすればいいでしょう
か?また、新種を開発したいのですが、どんな方法があるでしょうか?」という相談を受けました。
みなさん悩みを解決してあげましょう。と先生から課題が提示されました。
この課題は、単元課題として生徒のみなさんに投げかけられましたので、これから何時間か「生殖」
について学習した後に、生徒のみなさんそれぞれが、どんな答えにたどり着くかというものです。
これは素晴らしい課題ですね。生徒のみなさんは、常にこの課題を意識しながら、学習することになり
ます。いったい3年生のみなさんは、どんな答えにたどり着くのか、たいへん楽しみです。
しかし、いきなりこんな難解な課題が出されても、一切動じず、すぐにペンを走らせようとするとは、
さすが3年生です!
校長 大江健規