11月15日(金)
出来事が多くて、ブログが2部に渡ってしまいました。教頭先生が忙しくなるはずです。
今日の午後は、2年生のために府内高等学校5校から先生がお越しになり、「出前授業」が
行われました。いよいよ2年生も進路について考え始める時期がきました。そのとっかかりと
して、高校ではどのような授業が行われているのかを実感する機会となります。
生徒のみなさんは、自分の興味・関心に基づき、2コマの授業を選択し受講しました。
どの授業も非常に特色のあるもので、生徒のみなさんも非常に活発に取り組んでいました。
高校の先生方、ご協力ありがとうございました。
授業内容についてですが、、、、こうして、クラスを解体して、個人で受講する形式にしましたので、
どんな授業だったかは、違う授業を受けた人から是非聞いてみてください。1,3年生も興味があれば
部活の先輩後輩の関係を使って、また、仲良くしている2年生から聞いてみてください。
あえて、私からは紹介しないでおこうと思います。
保護者のみなさまも、各ご家庭でお子さまに聞いてみてください。
講座名と授業の様子だけ、紹介しておきます。
「ジブリから学ぶ文化と歴史」「探求基礎」「メンタルトレーニング」「電気工事にチャレンジ」
「動画サムネイル画像で学ぶ『先読み』のすすめ」「ITフロンティア」「キネシオテーピング講座」
「原価計算の体験」です。どんな授業をイメージしますか?
午前中は、2年生、社会科で研究授業が行われました。内容は「江戸幕府の始まり」
泣かぬなら 泣くまで待とう ほととぎす 徳川家康は、どのようにして260年も続く江戸幕府の
基礎をつくりあげたのか? 関ケ原合戦の戦術、法律の制定、制度づくり、家康の性格、、、
そして、たくさんの資料からそれを読み解く授業でした。歴史分野は、覚えなければならない
用語もありますが、時の流れや因果に目を向けて学ぶと、とても面白いですよね。
みなさんの分析も非常に興味深かったです。
欲をいうならば、資料から読み取った内容を、資料に書かれているままに書きだすのではなく、そこに
「自分というフィルター」を入れて欲しいと感じました。資料を読んで、どんなことが分かったか?
どう分析したのか? 疑問はわいてきたのか? それらも加味して、自分の言葉でまとめることが
できれば、さらに深まるのではと思いました。 私はこの授業を受けて、徳川家康について「準備力」
「気づかいや根回し」「先読み力」など、キーワードがたくさん浮かびました。生徒のみなさんは
どうですか? 校長 大江健規