今週は出張や会議が満載で
木曜日と金曜日のブログがアップできずでした。
今日は
先日、お伝えしたように「カテゴリー」に分けて紹介する!
の、1つをお伝えします。
学校だより12月号でも少し記載した
「いじめ」について、子どもたちの学びを
お知らせします。
みなさん、覚えていますか?
1学期の全校集会で 「幸せな青小を創ろう」という
テーマでお話ししました。
ただ、キーワードは
「やり直すことができる!」 でした。
内容は ⇩
よくない行動をしてしまった6年生がいたことについて、
学年集会をして話し合い、やり直そう! と考え
再出発した。
と、いう記事を、このブログでお知らせしました。
全校集会は、15分間の私(校長)発信の学びの場と
考えていますので、ピックアップするテーマは
子どもの様子、学校の様子、今大切にしたいこと などを
あげることにしています。
さて、11月の全校集会では、
「いじめ」について、みんなで一緒に考えてみよう と、
なげかけました。
今年度、2回目のいじめアンケートをした直後の
全校集会です。
全校集会では、自分の意見や考えを、
近くの人と伝え合ったり(交流)、全体へ発表したり
する場面を設定しています。
吹田市では「トリプルチェンジ」という
いじめ予防授業をしていますが、
1年生は、トリプルチェンジのファーストを行い
セカンド、サードはまだなので、
今回は、1年生にもわかる言葉で伝えています。
エピソードを1つ伝えて、これっていじめ? と、
みんなに問いました。
「いじめやん 仲間外れやもん」
「場合によるんちゃうかな」
いろいろ出ます。
では、これは?
「ダメー いじめ」
みんな、すぐに言います。
さらにいくつかのスライドを提示します。
ちょっと、難しいスライドもありましたね。
そこで、もういちど確認します。
👆 こころがつらい
からだのどこかがいたい と 感じたら
「いじめ」と考えていいんだったよね。
だから、
こころがつらい
からだのどこかがいたい と 感じさせたら
「いじめ」と考えられます!
そこで、私からの提案です!
いじめを無くすコツ
いじめが起こらないようにするコツ
いつでも どこでも だれとでも
「あたたかい聴き方 やさしい話し方」 をしてみましょう。
まずは、授業中 ⇩
話している相手の方へ体を向け、最後まで聴く
話す人は、やさしい話し方 で 話す
ちょっとした会話のやり取りから
「いじめ」が起こることがあります。
この「あたたかい聴き方 やさしい話し方」が
すごく上手で、ステキだなあって、
最初に思った人は、青小の先生たちだよ。
4月に青小に来た私(校長)の話を、私の方へ体を向けて
しっかり聴いてくれて、嬉しかった。
話している人にとって、そんな姿で聴いてくれることは
とっても嬉しいよ。そこに「いじめ」はおこらない!
だから、
もし「いじめ」られたら
「いじめ」をみたら
「いじめ」かもしれない
と思ったら、青小の先生たちを信じて、相談してほしい。
と、伝えて集会を終えました。
全校集会の1週間後
5年生は学年集会をしました。
【5年生の学年集会】 ⇩
子どもの様子から全校集会へ と、 つなげ
全校集会から学年集会へ と つなげています。
5年生の中に、
「いじめ」と気づいて、行動をおこしてくれた人がいるよ。
👆 もうすぐ最高学年になる5年生は、こんな行動がとれるはず。
校長先生が言ってた
「あたたかい聴き方 やさしい話し方」をするって
相手の立場に立って考える
相手を思いやる ってことだよね。
生徒指導担当の教員も伝えます。
「あなたたちは、一人ひとり尊い人間 一人ひとり大切」
子どもたちの様子から全校集会へ
全校集会から学年集会へ とつながる 1つの学びです。
5年生たちが書いた、
ふりかえりカードの内容が、学びの充実さを表しています。
子どもたちを、まん中において、考えるとき、
子どもたちを囲む大人たちの連携は重要です。
その大人たちの中には、保護者や地域の方々もいます。
特に「いじめ」のような、心身に係る大切な課題は
「チーム」で行なわないってことは、ありえません!
人が感情を持つ生きものであるかぎり、
そして、いじめの定義が現行のままである限り、
きっと「いじめ」はおきます。
しかし、絶対に重大化させないよう、誠心誠意 努めます。
子どもたちと真剣に向き合い
子どもたちともに、幸せな青小を築いていきたいと
思っています。