学校のプールを管理するのは実は大変な労力を要します。よく外国の豪邸で庭にプールがあったりする
映画がありますが、管理大変やろうなあ~と思ってしまいます。
25m大プールと小プールの水量はおよそ350立方メーター、入れ替えると20万円近くかかります。
そこで、できるだけ無駄を出さないようにしながら、水質を一定に保ち6月~9月まで使います。そのためには、、、?
その1 水質は飲料水と同じレベルの遊離残留塩素濃度を基準値以上に保ちます。ハイクロンという塩素の薬品を継続投入。
その2 ずっと循環ポンプを稼働し、水を濾過してゴミや不純物をクリアにしています。ひと夏の間、昼夜動かしています。
その3 最後にこれが大変!どうしても野外のプールなので、運動場の細かい砂や鳥のフンや蚊、泳いだ人間の出す皮脂や
繊維くずなどが出ます。これは沈殿するので毎日細かいネットのプールスイーパーですくってきれいにしています。
それでも徐々に生えてくる藻はデッキブラシできれいにします。当然、蒸発したり、子どもたちが入ったら水は減るので
オーバーフローするように新しい水も毎日足しますが、もし、循環ポンプが完備してない入れ替え式のプールだと
ひと夏で600万円はかかるでしょう。さあ、どこの学校も後半のプール始まると思います。
大事なのは「その3」の人力でがんばる所です。水でふやけて柔らかくなった足の指を小さな砂粒で切るようなケガを
一人も出さない吹田の小学校プールでいきましょう! 画像はプールをきれいにする三種の神器です。(ワシはハトに効果有り)
オリンピックのプール緑になってるのみて歯がゆい思いをしてたのはわたしだけでしょうか?言うてくれたらやったげたのに!