私が子どもの頃は、86(はちろく)登校日がありました。
教員になりたての頃もありました。
夏休みに1回だけ、子どもたちの登校日があります。
1時間~2時間程度でしたが、平和について考える日でした。
「朝、8時15分のTVニュースをみて、
黙とうしてから登校しなさい。」
私は、子どもの頃、そう担任の先生に言われて登校していました。
1年に1度だけですが、その習慣はいまだにしみついています。
今日も朝、TVで式典をみました。
松井一実広島市長の言葉に
私たちは、今改めて『戦争と平和』で知られる
ロシアの文豪トルストイが残した
「他人の不幸の上に自分の幸福を築いてはならない。
他人の幸福の中にこそ、自分の幸福もあるのだ」
という言葉をかみ締めるべきです。
が、ありました。
さて、学校だより「夏休み号」でもお知らせしたように
吹六小全員で1冊の本づくりをします。
『吹六小 平和へのささやかな提言』 です。
今年度初の学校朝礼のテーマは「平和って何?」
谷川俊太郎さんの「へいわとせんそう」の絵本を読みました。
朝礼の中でも、子どもたちの意見や考えを聴きましたが、
教室でも「平和」について考える時間をもちました。
今、この時間に私たちと全く違う一日を過ごす子どもがいる。
人々がいる。何もできないのか?・・・・
平和について考える 平和について学ぶ そしてそれを言語化する
吹六小がだした決断です。
そのときの学校朝礼の様子です。