今回は久しぶりのコラムです。
さっそくですが真面目な話から。
子どもたちの生活体験は、年々多様化しています。
昔と比べてみると、商店街が減ったかわりに、大型のショッピングモールがたくさんできました。
水筒はコップ付きのものよりも、直接飲み口から飲む形が増えました(ペットボトルの普及に関連しているように思います)
インスタント食品や冷凍食品が充実し、調理済みの物を目にすることが多くなりました。
お茶碗というものが何か、知らない子どももいます。(ままごとをしていても、話が噛み合わない時があります)
そして、今回の保育内容にも関連していますが、「買い物」というものも、変化してきているように思います。買い物をする場所はもちろんですが、現金ではなくカードで支払うようになると、お金のもつ意味や価値についても変化してきています。実際、いつも現金で買い物をしている家庭の子どもたちと、カードで買い物をしている家庭の子どもたちでは、≪お金≫への関心が違うということがありました。
こういう子どもたちの姿から、