5歳児さんは、大きな丸い布をみんなで揺らしたり、
膨らませたりするパラバルーンに挑戦中。
「中に入りたい!」「膨らませたい!」とやってみたり、
布団のようにかぶってみたり、大きく膨らませて、
その上を登ってみたり・・・。
いろいろな遊びをしてみてから、音楽にあわせて
動かして見ました。
こんな動きがあるよと、先生が提案した動きをやってみると、
「わあ天井についた~!」と大喜び。
ただ、自分勝手に揺らすのが楽しい子供もいますが、
だんだんとみんなで合わせた動きをしてみたくなってきた子供たち。
さすが、5歳児です。
園にある黄色いパラバルーンで一つ一つの動きをやってみるうちに
「時計みたい。」「カボチャに見える。」「なんかハチの巣みたい。」
「メリーゴーランドや!」などと、名前を付けていきましたよ。
中でもお気に入りは「きのこ」や中に入る「カボチャ」。
でーも、いつでもうまくいくとは限りません。
「ぺちゃんこや」「なんでやろ~?」
「空気ぬけてるんや。」両手両足を使って空気が漏れないように
押さえ始める子供もいれば、気づかない子供、友達に言われて
落ち込む子供など、いろいろな気持ちが右往左往。
いろいろな気持ちを味わうことが大切ですもんね。
繰り返しているうちに少しずつコツも覚えてきましたよ。
ねっ!
ビデオを撮って、初めて自分たちの姿を見たときは、
「わあきれい!」と満足する場面もあれば、
「なんか、ふらふらしてる。」「かっこ悪い。」と気づく場面もありました。
次にしたときは、わざとこけていた子供がしっかり立っていて、
客観的に自分を振り返ることができたんだなと思いました。
毎日パラバルーンで遊んでいると、
ある日、小包が届きました。
ワクワクで開けてみると、見たこともない字で何か書いてあります。
英語が得意と言っていた友達の名前を呼んで、
「○○君!これ読んで!」
「ん~分からんわ。」
友達のことをよく知っています。
分からないと正直に言うのが、また、いいですね。
書いてあるのは、イタリア語でした。
ロッソ・アンドレアさんから届いたのは、
きれいなピンク色のパラバルーン。
もうハイテンションが上がりっぱなしの5歳児さん。
隣のクラスに「来た~!!」とお知らせに行くのが、速い速い。
「運動会で使いたい!」「黄色いのも使いたい!」
「両方使う?!」「始めピンクで後から黄色は?」
「いや、それやったら、始め黄色で、後からピンクのほうがいいわ。」
とナイス意見がでて、子供たちはもちろん、担任もうきうき。ウキウキ。
憧れの5歳児さんの様子を見つめる4歳児さん。
なんとなく気持ちが乗らなかった子供もいたのですが、一気に
やる気満々。クラスでやるぞ~!って雰囲気、ばっちりです。
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