劇遊びの参観まであと2日になりました。
担任は少し焦り気味になってきましたが、子どもたちは
セリフを昨日は覚えていなかったけれど、今日は言えるように
なっていたり、衣装を着替える手順が早くなっていたりと、日に日に
劇遊びに向けて頑張っている様子が見えましたよ。
ぶどう組「さるかに合戦」
カニ達がサルに緑の柿を投げられて、かたき討ちに行くことにしました。
だれか仲間になってほしかったカニ達のところに栗がやってきました。
一人で出てきて一人でセリフを頑張りますよ。さすが年長さんです。
次に仲間になってくれるのは、ハチさんです。
フンさんも仲間になってくれました。
臼さんもやってきましたよ。それぞれの役で年長さんは一人ずつ自分で
セリフを考えていっていますよ。
プリンチーム(4歳児)は友達と一緒にセリフを言います。
自分がいうところを一生懸命覚えて、頑張っていますね。
サルが家に帰ってきて、「寒い寒い。」と囲炉裏に温まりに行きました。
栗が跳ねるところです。ぱちん!という声と、子どもたちが考えた
効果音は・・・風船でした。効果音係の子どもが風船を割って栗が
はじける音を表現します。
ハチが飛ぶブーンという音は、マラカスで表現。
サルを針で刺した蜂さん達。「どうだ!」とポーズを決めています。
臼がドスンと落ちる時の音は、やっぱり大太鼓。お互いのタイミングを
合わせて音を鳴らしています。
いちご組「26ぴきのねこ ふくろのなか」
猫たちが遊んでいます。フラフープはどのクラスでも人気ですね。
プリンチーム(4歳児)はコマ回し。みんな上手に回せるようになったね。
今年はリズム遊びも年間を通して行ってきました。スキップ。
とってもリズミカルにできますよ。
ギャロップもできますよ。曲の途中で「へい!」と掛け声をかけて
回転するところが見所です。
いちご組はセリフが多く、年長さんは一人でいうセリフがたくさん。
自分で考えたセリフです。お楽しみに。
「花をとるな」ち書いてあるのに、花を取ってしまったいたずらねこ達。
花も、子どもたちの手作りですよ。
猫たちが散歩に出かけます。曲に合わせて楽器の効果音。
いろいろな場面で出てきますよ。
「橋をわたるな」の場面。また、渡ってしまいました。
絵本では、「木に登るな」でしたが、表現が難しいので、子どもたちと
相談して、「ベンチに座るな」になりました。ベンチでお弁当の魚を食べて
いますよ。おいしそう!(^^)!
めろん組「北風と太陽」
衣装ができてきましたよ。
プリンチーム(4歳児)に子どもたちも、役になりきってセリフを言っています。
北風役の衣装です。頭にも何かつけるみたいですよ。
太陽役の衣装です。太陽みたいでかっこいいでしょう。
太陽はどんな方法で旅人のマントを脱がすのでしょうか?
子ども達の考えたアイデアは・・・?。お楽しみに。
北風は・・・?
みんなで回ると、本当に風が起こり、見てくれていたほかのクラスの友達が
「なんか寒い。」と言っていました。
旅人がテントで泊まりました。テントも子どもたちの手作りです。
新聞紙に描いたテントの絵が、素敵ですよ。
次の日は、砂漠を旅することになりました。砂に足がとられて歩きにくそう。
そんな歩き方をしていますよ。
また、北風が作戦を考えて旅人のマントを脱がそうとします。
大縄を潜り抜け、スピードを出して走り、風の表現をしています。
いよいよ練習するのは、あと一回になりました。
友達と一緒に作り上げる劇を目指して、考えたり、意見を出し合ったり、
どの表現がいいかお互いを認め合ったり、場面にあったセリフを考えたり、
その時の心情を考えて、セリフを言ったり、動きや表情も考えました。
まだまだ4歳児5歳児の考える表現で、つたないかもしれませんが、
自分たちで主体的に創作してきたことは、アクティブラーニングを
目指している小中学校の学習につながると考えています。この体験が
きっと今からの成長の土台となることは間違いありません。(あ)
コメントする