急に汗ばむくらい暑くなったある日
何気なくすり鉢を置いておくと、
「先生!これしたい!」「ゴリゴリするやつとかさ~。」
と、色水を作る仕草をし始めました。
やった!子ども達から気が付いた!と嬉しい先生達。
さっそく、すりこぎを出して、どんな遊びなのか、みんなの前で
話してもらいました。
「水の中に花びらを入れて混ぜると、色水ができるよ。」
友達の話を聞いて昨年していた色水遊びを思い出して
「やりた~い。」と意欲満々。
「水がいるよね。」とみんなのために水をくむ子ども。
「この道具でいいのかな?」と友達が使っている道具と
自分の持っている道具を見比べている子ども。
「あっ色が出てきた。」「見て見て!」
「これ使ってみたら?」周りの子ども達と刺激し合ってより楽しくなっていきます。
「こんな色になったよ。」「きれいでしょ。」
その子どもによって、ジュースだったり、スープだったりするんです。
花びらがなくなると、草を見つけてきて、
「ほら、抹茶!」「お茶もあるよ。」とメニューが増えてきます。
ぐるぐる混ぜる、とんとんたたく、花びらを押してつぶすなど混ぜ方の工夫や
水の量や花びらの色によって出てくる色も違うこと、道具の使い方など
いっぱいの驚きと発見を友達と一緒に体験している子ども達。
自分で考えて、試して、やり直して、工夫できる色水遊びです。
自分の手でやってみて、いろいろな変化を見つけ、
友達のしていることを感じて、自分もやってみようと意欲が出てきます。
次は、どんな発見があるかな?
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