3月16日 あたたかくきれいな空の下、
卒園式が行われました。
部屋のヒヤシンスやチュ-リップの芽がぐんぐん伸びて、
5歳児さんの笑顔と重なって、とても晴れやかな日となりました。
一人ひとり自分を作って壁に飾りました。
一人ひとりの存在感が壁一面からびんびん伝わってきます。
作りながらこんなことしてはりましたけどね。(笑)
スパッツの色や模様、名札の形など凝りに凝っているんですよ。
卒園児の胸には、PTAの係の方が手作りしてくださった
コサージュ!きらきらと輝いて、お祝いの花を添えてくださいました。
少しの時間を使って、卒園式ってこんな風にするんだよ。
卒園証書は、「幼稚園で元気に友達と楽しく遊べたから、
1年生になる大切な大切な証書です。」って、話していたので、
本物を持った時は、うれしいような、どきどきのような、そわそわのような
それでいて、しっかりと両手でいただいておりました。
一人ひとり手渡す時、しっかりと目を見て、「ありがとう」という姿は
ほんとに大きくなったな~と思います。
「友達とこま対決したのが、面白かった。」
「幼稚園でドッジボールしたのが、楽しかったです。」
「竹馬でけんけんできたのが、うれしかったです。」
「大きくなったら恐竜の研究者になりたいです。」など
自分の思いも発表しました。
直前まで休んでいた子供もいたにもかかわらず、
少しの時間でよく頑張れるようになったなと感動します。
「さよなら ぼくたちのようちえん」の歌では、
こらえきれない大人たち。
音楽を聞いて、堂々と退場していく姿に、また、涙でした。
コロナ禍2年目で教育活動がバランスよく十分なことができず
本当にはがゆく、心残りではありますが、
子供たちは、元気で明るく、自分たちの遊びを十分に楽しみ、
友達と一緒に育ちあい、制限された中で工夫して、試して、
持続力や集中力を付けた姿を見せてくれました。
ご不安ご心配、急な変更、中止など、保護者の皆様には
大変、心苦しいお願いの2年間にもかかわらず、
悔しい気持ちに共感しながら、温かいご理解ご協力をいただき、
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
コロナで離れてねっていうことはあっても、
心は離れず、友達と一緒に前向きに進んでいってください。
先生たちは、いつだってみんなの味方、ずっと応援しています。
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